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http://www.fearlessthemovie.com/main2.htm
今度、ジェット・リーは中村獅童と競演するそうです。(情報古っ!) 「ダニー・ザ・ドッグ」に続いて、またもイェン・ウーピンの武術指導。 そして、監督は「白髪魔女伝」「フレディVSジェイソン」のロニー・ユーです。 最近になってホイ兄弟製作の「霊幻追鬼」はロニー・ユー監督と知りました。 あれ?ロニー・ユーってツイ・ハーク組というわけではなかったんだっけ? しかも、競演にミッシェル・ヨー(ミシェール・キングの方が言いやすい)と 原田眞人監督も出演しているそうな。 美術にワダエミさんも参加しているらしい。 ジェット・リーが 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ 天地風雲」 以来の辮髪を披露している。うひょー。 しかし「ラスト・ヒーロー・イン・チャイナ 烈火風雲」 と、間違いやすいタイトルだこと。 もともと僕がスキンヘッドにしたのもジェット・リーファンだからなんですが。 と、ここまで書けば期待度は物凄く大きいんです。 ですがしかし、予告編を見て私は感じてしまったのです。 おいおい、大丈夫かこの映画と? 心配1 予告編のすみからすみまで、アクションであったこと。 アクション映画に大切なことは、どれだけ闘いに物語がかみあっているかということだと思います。実際に物語として成立していればしているほど、アクションには感情移入しやすいですし、その美しさも際立ちます。アクション特にカンフー映画は、主人公の動きと燃え上がる感情が一体化することによって面白いものとなるのではないでしょうか? ところが、この予告編は初めから終わりまで、全部アクション。果たしてこの予告編で、本当に本編は一つの物語、なおかつドラマチックなものとして成立しているのでしょうか? 心配2 予告編のなかで、リング上で闘う場面を見て「ファイナル・ファイター」を思い出しました。この「ファイナル・ファイター」までジェット・リー(リー・リンチェイ)は「少林寺」シリーズの成功により国際的な大スターでしたが、あまりに「ファイナル~」がコケたためにその後しばらく人々から忘れ去られることとなります。ボクサー相手に蹴りを入れ、つなぎの工事現場の服を着て、素手相手の男に鎖を使って攻撃をして勝利するという信じられない映画です。ジェット・リーの少林寺シリーズでの栄光を奪い去ったあの映画…。今度は果たして大コケにコケるなんてことはないようにお願いします。 心配3 予告編ではこの映画、中国人対外国人という図式を描いているようです。映画には僕の中で基本法則があり「2つの国を又にかける映画は面白くない。」「豪華キャストが出る映画は面白くない」という2つです(これは私の独断と偏見)。これは前者にあてはまります。大体このパターンは多くの予算を2つの国の旅行費またはキャスト費に当てることが多いようです。それゆえに内容がまったく推敲されず製作されることが多いらしいのです。 加えて、実はアクション映画というのは、動きを美しく見せるためには、やられる側も美しい動きをしなければなりません。「ワンチャイ」シリーズがなぜ面白いかといえば、それまで映画で主役をはってきたドニー・イェンのアクションの受け手としての役割が大きいことも理由の一つと言えます。ですからやはり、中国拳法を最も美しく見せる方法は中国拳法のうまい相手同士が闘うのを見せることが最も重要であると言えます。 それゆえに対非中国拳法の場合、主役を栄えさせようと中国拳法の使えない相手に中国拳法風の動きをさせ不自然なアクションにしてしまう場合もかなり多いのです。この予告編でも同じことが言えています。このパターンになってしまったのが学生服を着た日本人風の中国人と中国人の主人公が戦う「フィスト・オブ・レジェンド」だと思います。 とまあ、このように予告編で感じてしまいました。果たして、実際のところどうなのでしょうか?必ず劇場へ足を運びましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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