福井たばこ店　～みんなでチカシク～

僕は、雰囲気のある高級中華料理屋のカウンターに座って飲んでいた。
24日11時59分59秒。

一秒後
銃声が聞こえたので、
ヒラリと身をこなす。

となりには、真っ赤に染まった服を着た男。

標的はこいつだったのか…。


「メリー・クリスマス！」

なんだ、クリスマスのサンタ衣装だったのか。
なったのはクラッカーだった。

別になんのオチもなく。また酒を飲みなおす。


その後、朝6時まで飲み明かし

12時まで睡眠。

帰宅後、

当初の予定では
「一人コント」映像を撮ろうと予定していたものの
カメラの使用が不可となったため

つぎの予定を前倒しして
ビートたけしの「刑事ヨロシク」と「みんなーやってるかー」を見る。

そして、「ひょうきん族」を見ようと思ったらDVDを事務所にわすれ
久々に村上ショージさんを見れると楽しみにしてた「明石家サンタ」も放送が24日で

超ショックです。


さて、「刑事ヨロシク」の延長線上に
「その男凶暴につき」とか「HANABI」とか、たけし作品があるのではないだろうかとおもわされました。

この「刑事ヨロシク」ってコメディなんだけど、

かなり毒をもってて、人間の裏の部分が描いてあります。
刑事のはちゃめちゃさで笑いをとろうとしてるんですが
その刑事のはちゃめちゃぶりは、笑いを交えながらも
皮肉が的を得ていて、妙に関心させられてしまいます。
笑ったあとに考えさせられるとはこのことなんでしょうか？
古いドラマですが、おもしろかったです。

よくも悪くも、たけしさんのキャラクターだから、この物語は成立するのかもと思いました。
多分別の人が主人公を演じたら、皮肉とジョークがシャレに聞こえないからです。
多分たけしさんの言葉の言い回しと間が、絶妙だからこそ
おもしろおかしく皮肉が聞こえるのではないでしょうか？


ということで、久々にただ、だらだらとクリスマスの一日を書きましたが
笑って過ごせたので良かったです！

今年はクリスマスは笑って過ごそうと決意していたので

朝から晩まで笑って過ごしました。
（ほんとですよ。卑屈になっちゃいませんよ）

人って心の持ちようで、その時間を楽しくも悲しくも過ごすことができるんだなぁ。