患者さんから学ぶこと
私の仕事は医療専門職です。ですから当然、毎日「患者さん」と接しているわけですが、本当にいろいろな人が来院なさいます。礼儀正しい人もいれば、傍若無人な人もいます。病気と向き合って一生懸命生きている人もいれば、自暴自棄になる人もいます。一度の説明で理解できる人もいれば、何度言っても分からない人もいます。毎回家族に車で送迎してもらう人もいれば、杖をつきながら1人で歩いて通う人もいます。そういう1人1人の患者さんの姿を見せていただきつつ、「私はこんな風に年を重ねていきたいな (*^‐^*) 」と思ったり、「間違ってもあんな年寄りにはならないようにしないと (~ヘ~) 」と思ったりします。そして、、、病識もありドクターの指示を守って一生懸命治療をしているのに悪化してしまう人もいれば、病気の重大性を理解せず薬も勝手に止め好き勝手なことをしていても現状維持が可能な人もいます。仕事中は忙しがっていて感傷に浸っている時間はありませんが、帰宅してホッと一息ついて1日を振り返ってみたとき、こういう現実について、なんだかとても考えさせられてしまうんです。