サイトウ・キネン・フェスティバル
今年も、小澤征爾さん率いるサイトウ・キネン・フェスティバルの季節になりました。今回は8月17日から9月12日まで、約1ヶ月にわたって公演が行われます。今年も早速行って参りました~(^O^)今日の演目は、メンデルスゾーンのオラトリオ「エリア」!オラトリオというのは、教会の演奏会用宗教曲のことを言うのだそうで、オペラとは違って、基本的には演技はなく舞台装置や衣装などもありません。ただ今回は、オペラ調に少しアレンジされた作品になるということでどんな舞台になるのか楽しみにしていました♪ストーリーは、預言者「エリア」の偉業を讃える旧約聖書の世界なので宗教的な背景など日本人にはちょっと難しいと思われるところがあったと思います。衣装はほとんど黒っぽい色だったので華やかさにはやや欠けましたが、照明の使い方がとても素晴らしく、光の演出というものの魅力に酔いしれました。声量といい音域といい、溜め息が出るくらいステキでしたし、東京オペラシンガーズによる合唱も小澤さんの指揮によるオーケストラに負けないくらいの迫力があって楽しいひとときを過ごすことができました(^▽^)でも、唯一の問題はチケットの金額ですよね~(><)周りを見渡しても、客層は私の両親くらいの年代の方が多く私よりも若い世代の人なんてほとんどいませんでした。こういう作品に興味をもっている高校生や大学生も多いと思うのですが学生さんにとっては、2万、3万という金額はなかなか出せないですよね~。もっと気軽にこういう作品に触れられる機会が増えて欲しいものです☆