加減が難しい(>_<)
稲刈りも、そろそろ終わりの時期に近付いた9月最後の今日は、最高気温が26℃、最低気温が15℃もある、非常にあたたかい1日でした☆そのせいか、来院される患者さんも多かったのですが、術前検査を受けられた70代の男性患者さんと、ビックリな出来事があったんですよ(@_@;)手術の検査も説明も無事終わり、最後に感染症を調べるために採血をすることになったのですが、この方、ご本人も認める細い血管の持ち主でした一瞬怯んだんですが、直感で 「ここならイケル」 と思える血管があったので、気合を込めて採血したところ、見事一発成功ここまでは、非常に順調でした(^-^;)ホッとして駆血帯を外し、アルコール綿で採血した所を押さえつつ針を抜いて、「後で絆創膏を貼りますから、血が止まるまで、このまま押さえていてくださいね」 とお話し、血液と針と検査伝票の処理をしてから振り返って患者さんを見ると、、、。何と患者さんが採血した部分をグリグリと揉んでいるではありませんか~( ̄◇ ̄∥)ビックリして 「あ~、揉んじゃダメです~ 押さえるだけで良いんですよ~」 と言って、慌てて採血した所を見ると、内出血らしき色合いが少々、、、(T◇T)「これ、注射じゃないから揉まなくて良いんですよ。言葉足らずでスミマセンでした」 と言う私に、キョトンとした顔の患者さんは 「だっていつも、こうしてるよ」 と仰るんですよ。「え~、それは無いでしょう」 と思いつつ、詳しくお話を伺ったところ、健康診断や内科で採血する度、この患者さんは止血すべき場所を揉んでいたそうなんですが、今まで誰もその行為を止めなかったらしいんです。その結果、患者さんは 「揉むのが正しい」 とずっと信じておられたようで、今までの方法が間違っていたという事実に、かなり衝撃を受けてお帰りになりました。今回、正しい方法を知っていただけたことは良かったと思うのですが、本当は、内出血する前に気付けたらもっと良かったんですよね、、、「採血なんて何年前にしたか覚えていない」 というような患者さんには、私も 「揉んじゃダメですよ」 と言うようにしていたのですが、他院で定期的に採血されている方にまで、詳しくお話はしていませんでした(-_-;)今後も今回のようなケースがあり得ることを考えると、もっと慎重にしないといけないと思いつつ、あまり言い過ぎて 「わかってるよ、イチイチうるさい」 と言われるのも嫌だな~と思います。どこまで慎重にすればいいのかイマイチわからなくなってしまうミケネコでした(T◇T)ぜひ、こちらをポチッと応援よろしくお願いいたします(*^人^*) ⇒