透析人生を重ねて、今コロナ禍に思うこと
2月も終わると言うのに、まだまだ寒い毎日ですね今年は特に、寒さが厳しい冬だったと感じています。ただ、日が落ちるのは確実に遅くなっていて、最近では透析に行くために職場を出ても、車のライトが要らないくらい明るくなってきました。春は、確実に近づいているんですねさて、、、。先日の土曜日、2月26日は私の “第2の誕生日” でした。◇年前のこの日、腹膜透析のためのカテーテルをお腹に埋め込む手術をして、私の透析人生が始まりました。それから毎年 “誕生日” を迎えているわけですが、透析人生を重ねるごとに、この日に対する思いは変化しています。最初は 「また無事に透析人生を重ねられた」 という安堵の気持ちでしたが、暫く経つと 「透析していても、まだまだ元気じゃん」 という驚きに変わり、そのうち 「これからも透析人生が続くんだねぇ」 という困惑にも似た気持ちに、、、。私は若くして (20代で) 透析導入したので、透析までの人生よりも、透析後の人生の方が長くなってしまう日が、いずれやって来ると思います。そのことは、透析という医療技術の高さの証明だと思いますし、その恩恵を受けられていることに感謝しているのも事実ですが、一方で少しだけ重荷に感じている自分もいるんですよね。こんなことを言うと、不謹慎だと怒られてしまうかもしれませんが、「いつまで、こうやって生きていくんだろう」「何だか、疲れちゃったなぁ」「もう頑張らなくてもイイんじゃないかな」そういう思いを、何故か今年は特に強く感じてしまいました新型コロナのせいで、2年以上に渡って生活が制限され続けていることも、こういう思いを抱く原因の1つなのかもしれませんが。県どころか市を出ることすら制限されて、友人と食事したり遊んだりすることもできないばかりか、大事な家族である甥っ子たちと直接会うことすら許されない生活は、私にとって想像していた以上に辛いことのようです。「より良い透析を受けるために、生きているんじゃない。 より良い人生を生きるために、透析を受けているんだから。」と言うのが私の持論だったのですが、今は “より良い人生” を生きている感じがしません。「私だけじゃない、みんな我慢しているんだから」 と、ずっと自分自身に言い聞かせて生きてきましたが、そろそろ私の我慢の限界が近づいて来ているのかもにほんブログ村 いつもありがとうございます♪→ブログランキング 今後とも、ヨロシクお願いいたします★ →