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カテゴリ:病気のこと
今日は、ちょっとした昔話から、、、。
私がまだ腹膜透析をしていた頃、 もう15年以上前の話になりますが、 当時、我が職場では、仕事をしない一部の事務スタッフと、 私たち検査スタッフの間でギスギスした空気がありました。 そんな中、季節の変わり目で体調が良くなかった私が、 「怠くて辛いので、帰ります(=早退します)」 と言ったところ、 その “仕事をしない事務スタッフ” のうちの1人が、 「私たちだって、怠くても仕事に来てるのに」 と言ったんですよね。 面と向かってそう言われた時、彼女に対して、 「“仕事に来てる” けど “仕事をしてる” 訳じゃないじゃん」 と、 若干イジワルな感情も抱きましたが、でも同時に、 「言われてみたら、そうだよね〜」 と納得しちゃう自分もいました。 透析をしているから 「私は怠くて辛い」 と思っていましたが、 透析をしていない健康な人だって、 怠かったり気持ち悪かったり辛い状況にあるかもしれなくて。 それを我慢して頑張っている人にしてみたら、 「怠くて辛い」 という数値化できない理由で、 休もう (早退しよう) としている人を見たら、 良い感情は抱かないかも、、、ということに気付かされました。 そんなことがあって以降、 熱が37℃以上あるとか、CRPが1mg/dL以上あるとか、 咳や嘔吐といった具体的な症状がある場合は休みますが、 ただ怠いとか気持ち悪いというだけの数値化できない理由で、 仕事を休むことは一切していません。 「病気を理由に甘えちゃいけないんだ」 と実感したんです。 ただ同時に、どこまでが 『合理的配慮』 として認められて、 どこからが 『甘え』『ワガママ』 と受け取られてしまうのか、 その線引きって本当に難しいとも思うんですよ。 どれが正解なのかは今もわかりませんが、 自分では次のような感覚で仕事をしています。 透析日に残業や休日出勤ができない シャントに負担がかかるので、大柄な患者さんの介助ができない 受診理由で休む △(仕事休みの水曜日ではダメな場合のみ) 具合が悪いから休む △(数値化できる具体的症状があれば) 透析日以外に残業や休日出勤できない 感染症が流行っている時期に外来検査に出ない で、私としては(合理的配慮)だと思っているのに、 職場 (若先生) 的に(甘え) とされているのが次の2つ。 夏場、職場全体のエアコンの設定温度を下げてほしい 私がデスクワークをする部屋だけは温度を下げてOK 繁忙期でも深夜 (23時頃) までの残業は辛い 透析日は残業しないのだから、それ以外は頑張って欲しい こういう判断って、本当に難しくてわかりません 例えばエアコンの温度も、 私以外のスタッフが快適と感じている温度なのだとしたら、 暑くても私が我慢するしかないと思うのですが、 私以外のスタッフも 「暑い」 と感じている状態であれば、 下げて欲しいと願うことは悪いことではないと思うのですが、、、 残業も、私以外のスタッフもみんな遅くまで残っている状況なら、 私だけ早く帰りたいというのは確かにダメかもしれませんが、 お子さんがいるスタッフは残業できないからという理由で 子供がいない私に多くの仕事が回ってきている状態で、 私1人だけが残業しているのは変なんじゃないかとも思うわけで、、、 こういうこと、客観的に判断してくださる機関はないんでしょうかね にほんブログ村 いつもありがとうございます♪→ ブログランキング 今後とも、ヨロシクお願いいたします★ → お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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