インフルエンザ流行状況
厚生労働省は、各都道府県が選定した全国約5,000箇所のインフルエンザ定点医療機関(約3,000箇所の小児科定点医療機関を含む)で診断されるインフルエンザ患者について、オンラインで情報収集を行うとともに、 集められた情報を分析し、その結果を公開している。平成17 年第49週(12月5日~12月11 日) の感染症発生動向調査では、インフルエンザの定点あたり報告数が0.91 (報告数4,289人)となり、第50週( 12 月12 日~12月18 日) の速報値では報告数が1.88( 報告数8,822人) となっており、流行の目安としている1.0を上回ったので、インフルエンザ流行シーズンに入ったものと厚生労働省は判断している。流行シーズンに入った時期としては例年より早いそうだ。というのは、ここ10年で平成8~9年のシーズンについで二番目に早いからだ。また昨シーズンと比べると6週ほど早くなっているとのこと。国立感染症研究所感染症情報センターホームページで、都道府県別の発生状況が地図でわかる。今のところ岡山と熊本がやや多いようだ。とにかくコートが良く売れるほど寒いから、今年は流行しそうだ。