歌舞伎を見に行きました:海老蔵が五役を演じています。
【 1月20日(日)に行ってきました。】通し狂言 雷神不動北山櫻(なるかみふどうきたやまざくら)が 新橋演舞場で公演されています。市川海老蔵が五役を演じています。株式投資で、損切りだけは得意なため大損はしていないのですが、たいして儲けてもいないこともあり「2等席」にしましたが、2回の花道が正面に見渡せる良い席で大満足でした。しかし座席は狭いです。最近のシネコンのように、座席が広く飲み物をおくところがあれば、さらに良いと思いました。 【良かった点】 荒事(あらごと)が得意な市川家だかあって、立ち回りはアクロバティックな助演者、出初式のようなはしごを使ったシーンなど、迫力があり喝采を浴びていました。 ストーリーも結構複雑で、楽しめました。 海老蔵もふくめ、観客席までおりてくるサービス振りでした。【今一だった点】 海老蔵は美男子ですけれど、声が軽いですね。敵役のほうが声が太くて存在感がありました。家系とも言われますが、ボイス・トレーニングをしたほうが良いのではないかと思いました。 イヤホンガイドは2人が勤めていましたが、前半のガイドは難しい用語の解説だけで、あまりにも簡潔すぎました。きっとだれか歌舞伎に詳しい人に「余計なことはいい」といわれたのかもしれません。しかし、素人が借りるのですから、ストーリーについてもある程度解説して欲しかったですね。うるさければイヤホンをはずせばよいだけですから。 後半のガイドは適度にストーリーの解説もあってわかりやすかったです。【知人にも勧めています】それにしても、やはり通し狂言は良いですね。一連の場面がストーリーでつながっていますから。今年も、ときどき歌舞伎を鑑賞しようと思いました。仕事仲間にも歌舞伎鑑賞を勧めています。