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福禄太郎の書評と時事評論

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2008年02月の記事

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新国立美術館で横山大観を見ました

新国立美術館で横山大観の展覧会があったので、行ってきました。この美術館は美しいフォルムが印象的です。展覧会の目玉は生々流転図ですね。４０メートルの長い巻物で、以下はほんの一部です。波、鳥、木々、船などの風景の最後に龍がいるのは面白かったですね。

February 27, 2008

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携帯音楽プレーヤーの音もれ防止のコピー

ipodなどの携帯音楽プレーヤーが発達しているのは良いのですが、通勤電車では音漏れがうるさくて気になりますね。こちらは考え事（最近はだいたい株のこと）をしているのにじゃまですね。電車広告で「迷惑にならないようにしましょう」としても効果はありませんね。私だったら、「難聴にならないように音は控えめに」という恐怖感を感じさせるコピーにしますね。もう少し仕事に余裕が出来たら、電車会社のモニターになって応募してみようかなと思う今日この頃です。

February 22, 2008

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何とか東急ストア株で利益確定

２月７日に４８３円で１０００株購入した東急ストア株を本日４９２円で売り抜けました。手数料を控除すると７９７７円の利益と、ちょっとしたお小遣い稼ぎになりました。この株は２月決算株主優待銘柄です。だから相場が下がっても価格が下がりにくいのです。この株は流動性が低いので、今日は指値で昨日の引値より１円高く指定して出来ました。もしも出来なければ株主優待をもらってしまおうと思いました。

February 22, 2008

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JR東海とJR西日本の違い

新幹線で岡山まで行ってきました。新大阪までのJR東海のエリアではトンネル内でも携帯電話が使えます。アンテナをトンネル内にも引いているのですね。のんびりと、携帯で株式取引をしていると、新幹線はトレーディング・ルームの気分です。ところが新大阪から西の、JR西日本のエリアではトンネルの中では携帯電話が使えません。便利さが全然違いますよね。早く、新大阪から西でも使えるようになると良いと思いました。

February 20, 2008

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北畑事務次官に分かって欲しいデイトレードの良さ

私は、株式投資をするときに、基本的には２週間から３週間を目安にしていますが、空売りの場合はデイトレードもします。朝日新聞に講演の一部だけを切り取られて迷惑している経済産業省の北畑事務次官はデイトレードは好きではないようです（講演の記録からは削除）。しかし、私はデイトレードはリスクが少なく、個人向けと思います。冷戦終了後、米国にとって日本の存在意義が薄れた今、もはや右肩上がりの相場はなかなか難しいと思うからです。北畑事務次官は株式の長期保有を正統と考えているのでしょうが、私は個人の長期保有は長期の下げ相場に出会うこともあるのでリスクが高いと思います。短期で利食うのが上策、デイトレードは最もリスクが少ないと思います。もっとも、なかなか一日では儲からない場合も多いですね。マネックス証券松本社長のコメント池田信夫さんのコメントロバート・フェルドマンさんのコメント

February 18, 2008

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確定申告書の作成を国税庁のホームページで行う

投資信託と株の損を繰り越すために、確定申告をすることにしました。幸い、確定申告書の作成は国税庁のホームページで対話式に行えます。若干の試行錯誤はありましたが１時間で終わりました。対話型の書類作成システムとしては洗練されていると思いました。

February 18, 2008

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携帯料金の節約のため機種変更

株式取引を携帯電話のiモードで行っているせいか、ここのところ携帯電話代、特にパケット通信料がかさんで、月あたり10,000円を超えるに至りました。従来は５０６iのタイプ（ムーバ・タイプ）で電池交換を昨年してからまだ1年もたっていないのですが、フォーマ・タイプの方がパケット通信については料金プランが豊富（例：パケホーダイ）なので、思い切ってフォーマ・タイプの７０４iに機種変更しました。今は７０５iが売れ筋ですので、７０４iは型落ちというわけで、安く買えました。機械が10000円、割引3000円、あとは貯まっていたドコモポイントで支払い、結局現金支払いは920円だけでした。そして、ドコモの料金診断のページで検討して、料金プランをLから、SSとパケットパック３０の組み合わせに変更しました。機種変更のときにパケットパック３０を申し込んだほうが割引が大きくなったと言う点のみ、今回の機種変更の反省点です。来月の携帯電話料金の請求で、どこまで金額が安くなっているか楽しみです。

February 17, 2008

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一人ではじめる、オージービーフ不買運動

時事通信社によると、反捕鯨を掲げる米環境保護団体シーシェパードの船舶「スティーブ・アーウィン号」が１４日夜、日本の調査捕鯨に対する妨害活動を再開するため、オーストラリアのメルボルンを出港したとのことです。シーシェパードの広報担当者によると、約１週間で捕鯨船が操業している南極海に到達するとで、オーストラリア政府は何のチェックもしなかったようです。オーストラリアでは、昨年末に発足したラッド政権が、環境政策の一環として反捕鯨を掲げ、日本の調査捕鯨の違法性を国際司法裁判所などに訴える構えを示しています。オーストラリアの新政権は自分たちの食文化を押し付けようとするようですので、とりあえずオージービーフは食べないようにします。

February 15, 2008

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際限の無い「責任者」攻撃は村八分の変形

雑誌Wedge2月号の筒井清忠教授が回答する「際限の無い「責任者」攻撃はいつから始まったのですか？」は、学問の香り高いエッセイです。抜粋して紹介します：罪を犯した人が裁かれるのは当然のことですが、昨今「不祥事の責任者」や「犯罪容疑者」の家族までも「徹底的に叩く」（福禄太郎：叩いた挙句「退職金返上しろ」となります）風潮が強まるのですが、これは今に始まったことではないというのです。昭和7年に起きた上海事件の戦闘中に空閑（くが）少佐という将校が人事不省のまま中国軍の捕虜となり、介抱された後日本軍に戻って来ました。空閑が捕虜となったという噂が流れてから地元金沢では、身重の夫人宅に石が投げこまれるなどの数々のいやがらせが行なわれました。帰国後、空閑少佐は自決したのですが、自決後夫人は「遅れ馳せながら自殺しましたのでやっと日本軍人としての面目が立ったのではないかと思います」と言わざるをえなかったのでした。昭和9年には、群馬県に行幸した天皇の自動車の道案内をしていた警部が行き先を間違えるという事故を起こして、自殺未遂事件を引き起こしています。何か問題が起きると、事実関係の精査ややむをえない事情などはそっちのけで、「責任をとれ」とか「切腹せよ」という大合唱が起き、この周囲からの激しい圧迫の前に、家族や本人が心理的に抵抗できなくなってしまい「切腹」等に追いこまれてしまうという山来事が続いていったのです。こうした目殺にまで追い込むというような酷薄な集団的圧迫は、基本的には江戸時代から続く共同体的生活文化に根ざしているとのことです。日本の伝統的共同体は相互扶助な良い所を色々ともっていたのだが、″村八分″に象徴される共同体の規範に同調しない者に厳しい制裁を加えたり、何らかの意味で突出した存在をいじめたり、犠牲の均質化を絶対視したりする、という、″いやがらせ体質″を強くもっていたのでした。歌舞伎にも、こうした圧迫の抽象化としての「自殺」が多いのです。そして、昭和期に入りマスメディアの発達により、同調主義的圧力がさらに強化されるのです。″死ね″の変わりに″やめろ”という形で温存され続けマスメディアのいっそうの発達下で強化され現在に至っているのでしょう。筒井教授は、ある方向性への意図的同調形成が始められつつあることに気づいた時、心ある親は子供達にそれに警成するよう注意を促していくべきなのであると、締めくくっています。

February 10, 2008

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amazonの驚くべき推薦メカニズム

新本のネット購入は、ポイントを活用できるので楽天ブックスをメインにしていますが、amazonのサイトは古本が充実しているので、こちらも検索しています。今日amazonで、「シュリーマン旅行記　清国・日本」シュリーマン旅行記清国・日本（にっぽん）を検索したら、何と、この本のほかに西村吉正「金融行政の敗因」と中村靖彦「ウォーター・ビジネス」も出てきました。シュリーマン旅行記とは何の関係もありません。何故、この本が出てきたのでしょうか。実はJR系の雑誌Wedge2月号で作家江上剛が推薦してるのがこの3冊の本なのです。思わず読みたくなるような書評につられて、まずシュリーマン旅行記を検索したところ、実にタイミングよく他の2冊も検索結果に出てきました。おそらく、amazonは雑誌の書評を丹念にピックアップして関連付けを登録しているのでしょう。検索する私の心を読まれたようで、プロはすごいと思いました。

February 10, 2008

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おいしかったワイン　Chateau Leboscq(シャトー・ルボスク）　2004

たまたま飲んでおいしかったので、紹介します。このボルドー・ワインは2006年のパリ農業コンクールで銀賞を受賞しています。Medocなので、重厚な味わいですが、よく熟成されていて滑らかで飲みやすかったです。以下のブドウを使用しています。62 % Cabernet Sauvignon26 % Merlot07 % Cabernet Franc05 % Petit Verdot残念ながら楽天にはありませんでした。Chateau Leboscq Medocは毎年出ていますが海外通販では20ドルくらいの、それほど高価なワインではないと思います。しかし日本のレストランでは、1万円くらい取るようです。

February 9, 2008

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アルデヒド臭のする電気スタンドを丁重に交換

電気スタンドを最近購入しました。光量を連続的に調整できるタイプです。買った当初は気にならなかったのですが、長時間使用していると、ランプの付け根のプラスチック部分からアルデヒドというかビニールというか臭いがして耐えられなくなりました。特に夜雨戸を閉め切って暖房をかけていると、むせかえるように臭気が充満してつらいです。そこで、プラスチックを使用していないタイプに交換することにしました。最近流行の「クレーマー」とは一線を画さなくてはと、一番良いジャケットを着て、一番良い靴を履いて「購入時に気づかなくてすみません。」と低姿勢で店員にアプローチしたところ、あっさり返金となりました。返金された金額で別のタイプの電気スタンドを購入しました。今度は、タッチ式スイッチで光量が３段階に切り替わるもので、まずまず気に入っています。

February 8, 2008

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中国でヨーグルトが出来なかった話

私には中国人のすぐれた知人がいるので、中国に対する印象は悪くありませんが、次は日本人でブルガリアに詳しい人の話です。数年前の話、ある日本の乳製品メーカーが中国の生乳でヨーグルトを作ろうとしました。日本からヨーグルトを持ち込んだのでは高価で中国の一般の人の口に入らないからです。しかし、結局ヨーグルトは出来ませんでした。なぜならブルガリアの中央研究所おすみつきのヨーグルトを作るための乳酸菌が、牛乳の中で死滅してしまうからです。それだけ中国の残留農薬が強力だったようです。現在は事態は改善されているかもしれませんが、厚生労働省が輸入加工食品にもチェックの範囲を拡大したことは、遅きに失したとはいえ、必要なことだと感じています。

February 7, 2008

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竹中平蔵さんのいいかげんさ

今日のワールド・ニュース・サテライトに、小泉内閣で閣僚だった竹中平蔵さんが出ていました。日本も政府系ファンドを作ればよいとおっしゃる、これは良いのですが、次に「公的年金には資金がたくさんある。ところが、ディスクロージャーが十分されていない。それをきちっとすべきだ。」と言っていました。しかし、公的年金のディスクロージャーはきわめて詳細です。年金積立金管理運用独立行政法人のホームページを見れば、運用状況が十分わかります。これ以上、何をディスクロージャーしろというのでしょうか。竹中さんが大臣のときに、日米の銀行課税の誤解から日経平均を７０００円にする大失態を演じましたが、一知半解のいい加減さは相変わらず直っていないようです。

February 6, 2008

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ありがたいことに、ロシアの政府系ファンドが日本株を買ってくれるそうな。

本日の日経によれば1日に運用が始まった320億ドル（3兆4000億円）の政府系ファンドの投資対象に日本株を加える見通しを明らかにしたそうです。当面、外国債などで運用し10月以降政府の承認を得て外国株などに投資する見通しで、「1銘柄当たりの出資比率が5％を超えることはない」とし、経営には関与しないことも言明しました。これが、好材料になると、日本株が戻って少し私のお小遣いも増えるのですが・・・。このニュースでロシア株にも興味が出てきました。

February 4, 2008

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雪の日に株価四季報を読む

神奈川は、今年初めての本格的な雪です。株価四季報 2008年 02月号［雑誌］株価四季報の新春号を読んで、上がる株が無いかなと見ています。この新春号は発売されてから時間がたっていますので、株価は１月４日の終値です。（上記アフィリエイト・リンクのほうは２月号ですから、もう少し新しいはずです。）株価四季報の良いところは、強気か弱気か、いくらで買って、いくらで売るべきか、その理由が掲載されていることです。さらに発行されてからしばらくたっていますので、この予想の当たり具合も分かります。全面的に、その後の株式相場の下げで一段と安くなっています。株価四季報で「強気」となっているテルモは１月４日に５８８０円。買いは５３３０円、売りは６５００円でしたが、１月９日に６２４０円をつけ、その後急落１月２８日に５１４０円まで下がって、２月１日は５６９０円です。いやはや、すごい乱高下。日経平均先物の売りまたは日経平均ETFの信用売りで、ある程度ヘッジしないと、つきあいきれない最近の相場です。日経平均そのものが不調なのは、小泉政権が終わってから財政赤字削減のめどが立たず、外国の機関投資家がボツボツ日本のカントリー・リスクを考え始めているからではないかと、私は疑っています。日本は没落する最近出たこの本にもありますが、没落の予感をバネに財政再建を急ぐ必要があると思っています。

February 3, 2008

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