居酒屋タクシー問題(2)
すでに、政治家が質問を出すのが遅いのが居酒屋タクシー問題の原因と書きましたが、複数の官僚に確認したところ、そういう要素もあるが、そもそも自分で質問を作れない議員さんが多いので、質問を作ってあげて解答も作ってあげるので忙しいそうです。与党にも野党にもそういうサービスを官僚が行っているそうです。これでは、政権交代しても政治は変わらないし、法案の片隅に隠された天下り先の確保や、官僚にシード権のある資格制度の創設もなくならないわけです。「いったい政治家って何?」と聞かれれば、質問も自分で作れない政治家は民主主義の体裁を作るための、お飾りなのでしょう。現在官庁は愚直に28度設定という馬鹿馬鹿しい人権侵害的「クールビズ」を守っています。暑い夏に臨時国会が始まれば、冷房の切れた8時以降も、お飾りさんのために質問と解答をつくることになるわけですが。これじゃ官僚希望者は少なくなるわけです。