通信大手のHuawei印豪加米で締め出し
雑誌のFACTA4月号によれば、中国の通信大手のHuaweiのシステムにはバックドアがあり、有事にその穴から侵入されて遮断される恐れがあるとのことです。米国下院の情報特別委員会は2012年の10月に、中国政府のスパイ行為やサイバー戦争に利用される可能性があり購入を避けるべきとしました。このためHuaweiは米国から撤退を表明しています。中国と国境紛争を抱えるインドは2010年にHuawei製品締め出しを宣言しました。オーストラリアは2012年3月から、カナダは2012年10月から安全保障上の理由でそれぞれ国営ブロードバンド網と政府通信網から排除しています。日本の場合、ソフトバンクモバイルやイー・モバイルの通信網がHuaweiに依存していますが、いずれ禁輸されるとFACTAは予想しています。