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カテゴリ:政治・政策・世相・犯罪・歴史
仙臺岩太郎、井東一朗『日本を狙うスパイ』は昭和14年刊行ですが、最近経営科学出版が復刻して読みやすくなったので、読了しました。GHQによって没収・破棄された本の一つで、ダイレクト出版から送料だけで入手できました。古今東西のスパイの話から始まって、日本が摘発したスパイの事例が紹介されています。この本の中で特に興味深かったのは、ワシントン会議において米国は日本の暗号公電をすべて解読していたため、日本の要求の下限を察知して、その線まで妥協させたと言う事です。その他、反ユダヤ的な記載があるのはドイツの影響でしょうか。
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Last updated
June 27, 2022 01:35:16 PM
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