カテゴリ:本(時代小説)
え~、風邪もようやくおさまりつつあります。
でも、もうあと一息という感じなので お休みの今日は家でおとなしく読書。 久々の宇江佐真理さん。 今回の「桜花を見た」は、遠山の金さんでおなじみ遠山左衛門尉景元や葛飾北斎など実在の人物も登場する短編もの。 といってもこれらの有名人は脇役で、主人公は金さんの隠し子だったり、北斎の娘だったりするのですが。 別の面でみれば、絵師と呼ばれる人たちと、蝦夷がテーマになっているものが多い短編集でもありました。 宇江佐さんの作品では、なんといっても髪結い伊佐次シリーズが好きなのですが、こちらは人気があって図書館でもなかなか見つからないので 他のものにも手が出ます。 いやぁ、でも宇江佐さんの作品はホントにいい。 時代小説ならではの情緒を感じさせる部分と、 彼女の描く女性像の潔さとに、いつもひきこまれます。 彼女の作品はもう追っかけに近い感じで読んでいるので 安心して読んでしまってる感じ。 でも今日みたいな風邪ひきさんの時にはちょうどいいのかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.01.23 00:31:23
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