カテゴリ:本(いろいろ)
ドラマにしろ、本にしろ、恋愛ものはあまり手を出さないほう。
それは、自分が思っている以上にハマってしまい、 結構しんどい思いをすることが多いから。 でも久しぶりに恋愛ものを読んでみました。 これは石田氏が30代の恋愛をテーマに、日常に何気なくあるようなライフストーリーを恋愛小説に仕上げた短編集。 確かに劇的な、というストーリーはないけれど、 そこはスタイリッシュな石田氏のこと、 なんとなくいいな、こういう関係、と思わせたり、 こういう恋愛の発展の仕方ってあるかも、と思わせたりするのはさすが、 という感じでした。 30代が登場人物に多いこともあって、 仕事や飲み方や生活の仕方に共感できるところが多いのも読みやすかったのかな。 石田氏の作品を初めて読んだのは「池袋ウエストゲートパーク」で ドラマの出来も良かったのもあって その後もしばらく追っかけていて そのスタイリッシュな文体が当時は結構好き、だったのですが… 先日、久しぶりに「池袋…」を読み返してみて あれ?ちょっと流行りにのってたかなぁ??という印象だったので… ちょっと安心しました。 当時は石田さん本人もワイドショーのコメンテイターなんかしたりしてて 「……ですよねぇ~」 というちょっととぼけた喋り方が妙におかしくて、友人とマニアなモノマネをして笑ってた記憶が…。 洋服が好きとかで、ちょっとおしゃれさんみたいな紹介のされ方も していたけど、 私的には、色のバランスとか???と思うことが多くて (今どき白のジャケットとかあまり着ないのでは) 作家さんは、書いているもの以外で露出が多くなるのも 考えものでは、と思ったりするのでありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.01.24 23:34:26
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