カテゴリ:本(いろいろ)
いやはや、久々の日記です。
以前ほどのペースではないものの、本は読んでるんだけど 感想を書く習慣が抜けてしまっていました。 でも、はたと気付くと、読んだ本の内容を憶えていない…。 やっぱり感想を形にするのって大事なんだなぁ。 ということで、なるべく更新しようと思います。 最近仕事モードが長いせいか、読んでいたのはこんな本。 微妙に経済の流れを知りたいという気持ちが現れている選択です。 といっても小説です。 タイトル通り、団塊世代が主人公。 銀行員の坂本龍生は56歳。支店長、新規産業部長などを歴任したが、今は早期退職を勧められている。ある日、高校の同級生・木戸ここ路が訪ねてきて、経営するそば屋のある「梅之園ハッピー通り商店街」の窮状を訴えた。坂本は知り合いの建築家、コンサルタントら、知識と経験を備えた団塊世代の「エキスペリエンツ」に呼びかけ、商店街再生のために立ち上がる。 話は、さびれてきた商店街の復興物語です。 どこの町でも思い当たる感じなんじゃないかなぁ。 私も昔ちょっとだけ商店街の人たちと関わってイベントをした経験があるので、地元の商店街の中でのしがらみやら、いろんな難しさやら懐かしいものがありました。 この物語は銀行や不動産が絡む大規模プロジェクトと、 地元商店街とのかけひきといった大きい話に展開していくのですが、 その裏には、金融界の思惑があったり、 当時の金融政策の問題が関係していて、 このあたりはさすが元経済企画庁長官、という詳しさなのですが…。 正直、詳しすぎて、???と読み飛ばしてしまった部分も多々ありました。 でも、このぐらいの話の内容は知っていたいなぁ、と思ったのも確か。 日々のニュースではトピックスという形になってしまうけれど それが身近な世界でどういう形になって、どういう流れを作っていくことになるのか、というのはなかなかイメージできてないんだなぁ、と思ったり。 いやぁ、勉強不足だわ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.06.11 00:06:23
コメント(0) | コメントを書く |
|