カテゴリ:L.A. Life
日本は桜が咲き始めているというのに、、LAはSTORMで大雨、なかなか晴れてくれない
遠い便りで、桜の話題がでる度、「見たいみたい」と心の底からあの薄紅色が恋しい…。 それくらい、思い入れを感じてしまうのは何故だろう。 特に今こちらが天気が悪いからかな。 今年は「お別れ」が重なり、少し寂しい春になってしまった。 ESLクラスで一番仲良くしていたRさんが、ブラジルに帰国することに。 Rさんは、ブラジルではlanguage therapistをしていて、大学教授の旦那様のお仕事でこちらにきていた。 30代後半の、とっても素敵な女性である。 いつも鮮やかなスカーフを巻いて、毎回違うピアスをつけ、にこやかに教室に入ってきた。彼女の話すゆっくりした英語は、とても丁寧だったし、人柄がいつも滲み出ていた。 陽も私も、Rさんが大好きで、毎回お話しするのを楽しみに通っていた。 「子供はまだいないけど、子供が大好きなの」と話し、陽を本当に可愛がってくれ、お別れの時はいつもKISS&HUGS。 陽も嬉しそうだった。 4月でお別れ、、というのは前からわかっていたものの、実際そのときがくると本当に悲しかった。 ただただその人がいなくなることが、寂しい。 7月になれば、私達も日本に戻る。 地球の裏側に行ってしまえば、もうしばらく会うことはない。 この夏には、私達はそういう別れをたくさん経験しなければならないけれど、まだ心の準備ができていなかったのか、今回はシュンとしてしまった。 Rさんとの最後の思い出にと、私達家族と、Rさん夫妻の5人で週末ディナーに出かけてきた。 旦那様とは初対面だったが、あまりに素敵なカップルで、ドキドキしてしまった。とても優しく、紳士だったし、Rさんもいつもよりも可愛らしい感じがした。 皆でワイワイカリフォルニア料理をつつきながら、あれこれ話をした。 ブラジルの日系移民の話。日本車の話。アメリカの食事の多さについて・・・(これにはブラジル人も閉口していた。アメリカ人の食事はやっぱり世界一量が多い) 「メールをたくさんちょうだい。ヒサキの写真も見たいから」 Rさんはそういってくれて、別れ際私は本当に涙がでた。 人の出会いに救われ、支えられるけれど、仲良くなればなるほど、「別れ」は益々辛くなる。 でも出会えてよかった、それは本当に「感謝」の一言だ。 今はメールという手段もあるし、世界中どこでも繋がることができる。 改めてその恩恵を感じたけれど、心の繋がりも忘れずにいよう。 そしてもう一つの別れ。 陽がPRESCHOOLで大の仲良しだった女の子が、カナダに行ってしまうことになった。 その子も活発で、陽と二人いつも元気に飛び回っていた。 突然決まったことだったので、私も驚いたけれど、何よりも陽はショックだったにちがいない。 陽にとっても、少し寂しい春になった。 たくさんの新しい「出会い」を期待して・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月05日 11時35分25秒
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