杉原理生さんの『硝子の花束』読みました
イラスト 『佐倉ハイジ』
【あらすじ】脩くん、俺を好きになりなよ
大学生の瑛は、兄の恋人だった脩一と一緒に暮らしている。
数年前、兄・雅紀の死に落ち込む脩一と一時関係を持っていたが、今はお互いそのことには触れられずにいた。
昔から脩一を好きだった瑛は、脩一と恋人同士になりたいと願っていたが・・・・・
ある日、不思議な均衡を保ちながら暮らす二人の前に、雅紀がかつて家庭教師をしていたと言う青年・本宮が現れ・・・・・
杉原さんの新刊です
うぅぅ~切ない、苦しい!それにチョッと重い?読書後もですが、次の日まで引っぱるこの余韻!!
BL歴も小説の読書量も、浅い私ですので、偉そうに語れないのですが
杉原さん!独特な雰囲気が
静かで、それでいて切々と綴られてる、瑛の想い
結構先が見えそうなお話なのに、見えそうで見えてこない
ラスト、この2人どうなっちゃうんだろう?大丈夫なんだろうか?
なんて残りのページを確認したりして、とっても心配しましたよ(悪い癖)
大学生・瑛は、今は亡き兄の恋人だった幼馴染である脩一のマンションに、事情で一緒に暮らしているんですが・・・・・
年齢の離れた幼馴染同士
瑛が幼い頃、家族の事情で田舎に引越し、隣の家のお兄さんが脩一!
脩一と出逢った幼い頃からの、瑛の色んな想いや思い出話(兄をはさんでの)が、切々と綴られています
視線が瑛だったので、脩一が何を思い何を考えていたのか?チョッと気になるところですが亡き兄が以前に、家庭教師をしていた生徒・大和の登場で、意外な事が分かってきたり・・・・・
静かで切なくて、それでいて優しいお話でした
でも、ちょっと余韻が引っぱりそうなので、気分を変えて『罪の回想』を読もう
ふみのつぶやき
すっかり元気な私です~ご心配おかけしてスミマセンでした
年なんでしょうかね?イエイエ!暑さのせいにしておきましょう
皆様もお気をつけ下さいね