わたしのBL日記

岩本薫さんの『2008年11月発売文庫年上の恋人』読みました
イラスト　　　『木下けい子』

【あらすじ】眩しいばかりに若くて野生的な６歳年下の幼なじみ兼恋人の及川悦郎。
しかし５年前、悦郎に告白され、熱情に流されるようにしてセックスをしたあの日から、鳴沢水城は悦郎に対し罪悪感を持っていた。
実の弟のように愛しんできた悦郎の将来を考えるなら、あの時大人の自分が彼を拒むべきだったのではないかと・・・・・と。
耐えきれず悦郎のために別れを切り出した水城だが！？


１０年愛！幼馴染～大好物です

今回、岩本さん木下さんの組み合わせって、チョッと意外な感じがしたんですが（木下さんの絵が好きな私ですが）

ブログのお友達の影響で、読むようになった岩本さん！

岩本さんとくれば、セレブな華やかなイメージが付いてしまってるんですが、今回のお話は、落ち着いた感じの、しっとりした静かなお話でした（以前ノベルズの文庫化だそうです）


華やかなお話も素敵な岩本さんですが、しっとりとしたお話も良かったです

６歳年上・水城は、実の弟のように愛しんできた悦郎の将来を考えるなら…と、別れを切り出すんですが

でもそれは言い逃れや弱さであって、水城自身が別れが恐くて、先に逃げ出してしまったようなもの・・・・・

悦郎も悦郎で、水城が自分の事を無理して、５年前に受け入れてくれたと思い込んでいて

不器用な２人がグルグル想い悩んで、周りの人に助けられ、成長していく・・・・・もう～感動


＊本編が、この２人の絆がしっかり結びつくまで

＊短編３話は、１年半後＋１０年後で、２人がどんどん成長していくお話が１冊に詰まっていました（甘甘ラブラブ）

成長し、甘い２人！それに周りの人達のその後も読めて、大満足な１冊でした

ふみのつぶやき

連休最終日、お天気は曇りです皆様宅はいかがですか？

今日は病院巡りの一日になりそうです

わぁぁぁ～洪水のような大雨が降ってきた