わたしのBL日記
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杉原理生さんの『2009年1月発売文庫シンプルライン』読みました イラスト『亀井高秀』 【あらすじ】俺はどうやったら、圭ちゃんの弟以上の存在になれる? 連れ子同士で、一時期血の繋がらない兄弟だった圭一と孝之。 10年後、大人になって再会した二人は、改めて兄弟のような、友人のような、不思議な関係を築き始める。 弟だった孝之への恋心を自覚していながら隠す圭一と、兄だった圭一へ想いをストレートにぶつける孝之。 しかし、圭一にはどうしても孝之を受け入れることができない理由があって・・・・・ わぁ~杉原さんのルチルの新刊が届いたの読みました 杉原さんの小説って私にとって重過ぎる?ってわけではないのですが(でも暗いっ)、独特な雰囲気がありますよね でも凄く心理描写が丁寧で、杉原さん独特の語り口調の流れに惹きこまれて、一気に読んでしまいました・・・・・
自分の気持ちを打ち明けることなく、本当の想いを必死に押し殺し悩み続ける主人公・圭一!って言うのも、元義弟・孝之を受け入れることができない理由があり、その理由をずっと口にせず、想いを隠し一人で想い悩み 後から気がつくんですが「どうしてこんなに一人で考え込んでいたんだろう?」って! 結果的に、後から考えると些細な事だったりするんですが(時にはそうはいかない時もありますが) 本当にタイトルどおりのお話でした 私的には前半の『シンプルライン』より、その後の2人の甘いお話『昨日・今日・明日』で丁度良かった もう1冊 『37℃』 【あらすじ】銀行に勤める野田に突然掛かってきた数年ぶりの電話。それは、大学時代の野田の秘密を共有する男、若杉からだった。泊めることを了承してしまえば、面倒なことになる・・・・・そうわかっていながら、野田は頷かずにはいられなかった。 10年ぶりに再会した野田と若林のお話なんですが、これまた杉原さんの独特な語り口調の静かに流れるようなお話しでこれまた惹きこまれ…尚且つ凄く余韻が残った作品でした 結果的には2人は人生を共にする事を約束するのですが、どうしてなんだろう?、その後の2人が気になって・・・・・ この2人が人生を共にする事によって、これから色んな問題に立ち向かっていけない事があるからなんでしょうかね? 余韻の残るお話、ずっと頭から離れないので後が辛いです
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☆秋月こおさんの『富士見二丁目交響楽団シ… 2009年06月12日 コメント(8)
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