わたしのBL日記

沙野風結子さんの『２００９年９月発売文庫　君といたい明日もいたい』読みました
イラスト　　　　　『あじみね朔生』

【あらすじ】唯一の家族である父を水没事故で亡くした大学生の恵多。
そのショックから部分的な記憶を失い、水たまりを見ると時々、身体が動かなくなる発作を起こしていた。
そんな恵多を優しく見守る、叔父の章介の愛情を恵多は嬉しく感じていたが、ある時、それが全て父の会社を乗っ取る策略であると知る。
詰る恵多の口を封じるかのように、静かな激情を漂わせ、無理やり身体を嬲る章介。
いけないと思いながら身も心も焼き尽くす、強い快感に支配され…。
叔父×甥の禁忌愛！


 

沙野さんのお初のルビー文庫！絵師さんにも惹かれて買った１冊

沙野さんとくれば殺伐流血モノをいつも書かれているようで（あとがきから）私的にもイタイー重いーのイメージが

でも今回ルビー文庫なのでチョッと甘いかも？な～んて思ってゲット

それでもハラハラドキドキのちょっとミステリーっぽい雰囲気と＋エロくて（エッ？）結構楽しめました

でも！私はとんでもない失敗を（何時ものクセで）

主人公の大学生・恵多は唯一の家族である父を水没事故で亡くし、その後遺症で健忘症に似た記憶の欠如の症状が（辛い事を忘れたかったんだね）

そんな不安定な恵多を、その後３年間支え大切にしてくれ、恵多の想い人である叔父・章介が、全て父（恵多）の会社を乗っ取る策略だったという事に気が付き


うぅぅぅ～恵多が健気で、痛いほど切なくてハラハラして・・・・・

ついっ！ついね～追い詰められていく恵多の最後が気になってあとがき＆ラストを先に見てしまった（見なければよかった～）

これはじっくり読んで恵多視線でギリギリまで追い詰められ、事の真相が最後の最後に分かった時、チョッと感動すると

沙野さんのお話を普段から読まれている方にはゆるめ？かな？？私には程よく楽しめました

ふみのつぶやき


日曜日ですね～皆さんいかがお過ごしですか？！

私はチョッと週末はバタバタしますね