わたしのBL日記
< 新しい記事
新着記事一覧(全2118件)
過去の記事 >
うえだ真由さんの『2009年10月発売ノベルス 執務室の秘密』読みました イラスト 『高宮東』 【あらすじ】東京地検の検事・歩己は、同期の毅と密かに交際中。 しかし真面目な毅は、本当につき合うのは自分が弁護士に転職してからだといって、キスまでしかしようとはしなかった。 その言葉を信じていた歩己だったが、年上の卸森検事と食事に行った日に、酔って無防備になったところを襲われてしまう。 最初は拒んでいた歩己だったが、卸森の手管には敵わず…。 その後も写真で脅し、関係を迫る卸森。毅への裏切りだと思いながらも抱かれてしまう歩己の胸中は…? うえだ真由さんの久々のノベルズ新刊 ここの出版社のお話は、うえださんにしてはチョッと痛いお話が多い?! うえださんとくれば、叶わぬ想いをズット心に秘めた主人公のお話や、お互いに想い合ってるのにすれ違ってじれったいお話がほとんどですが(多分)今回はいつものパターンをイイ意味で裏切ってくれたお話でした 舞台が東京地検!!主人公を含め、メインの登場人物は検事で、以前出版された【ロマンスの黙秘権 感想】をチョッと思わせるところもあって(この弁護士同士のお話が好きだったので)またより良かった 検事・歩己は、同期の毅と密かに交際中で、プラトニックなお付き合いを1年続けていてほのぼのした関係 それが年上の卸森検事に、酔って無防備になったところを襲われてしまい、挙句「ズット好きだったから隙を狙っていた、離さない・・・」っと
その後ズルズルと卸森検事と関係を続ける歩己だったんですが・・・・・
人の想いや気持は日々変化いくものですが、仕事柄や立場上から自分を守る事しか出来なかった恋人・毅正義を貫き通した歩巳とのすれ違いも生じ それに、最初は卸森検事を恨み憎んでしましたが、その後の気持の変化や揺れていく歩己の心理描写が凄く丁寧にえがかれていて、想いの変化に無理がなく納得ができ!!
歩己が、卸森検事に堕ちた瞬間は感動モノ 強引にカラダを奪った卸森検事ですが、強引なのに歩巳のココロは縛る事はせず、それに同じ職業柄そっと陰ながら見守り支え、歩巳を待ち続けていた卸森検事に最後はウルウル
お話全体は静かでシットリしていて、あらすじから想像する目くるめく展開?!はないですが(うえださんはいつもそうですよね)後味のイイ素敵な作品で余韻も良く、私の中ではうえだ作品の久々のヒットです
昨日の読書&CD 『2冊 木下けい子』 やっと読んだよ~! でもってやっと出たよ『幾千の夜』うぁ~つづくかぁ・・・・・
ふみのつぶやき 週末ですね お休みの方もお仕事の方もいらっしゃると思いますが、今日はイイお天気です ダンナは人間ドック、娘は学校、私は一人でラッキー!!
楽しい週末をお過ごし下さいね
☆うえだ真由さんの新刊文庫『きっと優しい… 2013年03月05日 コメント(2)
★うえだ真由さんの新刊『法医学教室の美女… 2012年03月09日 コメント(6)
☆うえだ真由さんのドラマCD『ロマンスの… 2010年10月27日 コメント(7)
もっと見る
PR