水壬楓子さんの『2010年2月発売文庫 卒業式~祝辞~』読みました
イラスト 『高久尚子』
【あらすじ】卒業式の季節には彼を思い出す――。
母校・竹叡学院で養護教員を務める秦野雅臣は、高校時代の親友・竹政一哉から卒業式に受けた告白を忘れられない。応えることができず、代わりに投げた酷い言葉――それから9年。
卒業式を迎えた学院に、政治家秘書になった一哉が祝辞の代行で訪れ、秦野の心は揺れる。今も想っていると、一哉は告げてきたのだ。本当は秦野も高校生の頃から一哉が好きだった。けれど、秦野には素直にその腕に飛びこめない理由があって……。
【目次】祝辞/卒業証書/式歌/謝辞
先月の答辞【感想】に続きの祝辞
あらまぁ~素敵な表紙!もちろんお話も
答辞のその後のカップルのお話かな?って思ったんですが、祝辞は大人カップル編って事で、竹叡学院で教員を勤める先生方編って感じでしょうか?
答辞と同じくオムニバス形式で新たに2カップルのお話と、その後のお話で2話(計4話)収録されていました
祝辞・・・・・
元高校の同級生同士の卒業9年後の再会モノで表題作素敵なお話でした!
卒業証書・・・・・
家が隣同士、9歳年上・なっちゃんは今は竹叡学院の数学教師そのなっちゃんを大好きな竹叡学院高3・市川くんとのじれたくて可愛くて、それでいてチョッピリ切ないお話
(この上の2つのお話は、前作の答辞カップル=伝説カップルの卒業式にそれぞれ教師・来賓・同級生として出席していて感化されましす)
式歌・・・・・
前作・答辞の伝説のカップル・箕方志野の7年後のお話!
謝辞・・・・・
文庫化にあたって書き下ろしされたお話で、このシリーズで一番人気があった祝辞(この表題作のカップル・一哉×秦野)の7年後のお話!
このお話には伝説カップルもちょこっと絡みます
短編集なので1話1話のお話に関しては深く掘り下げてって訳ではないのですが、別れの春?出逢いの春??心にじんわり余韻が残る爽やかで素敵なお話でした
ふみのつぶやき
3月ですね~今日は公立高校の卒業式です
実は・・・・
火事になる夢を見ちゃって朝から心配しています・・・・・