砂原糖子さんの『2010年6月発売文庫言ノ葉ノ世界』読みました
イラスト 『三池ろむこ』
【あらすじ】生まれつき人の心の声が聞ける仮原は、それを利用してずる賢く生きてきた。
ある日、車と接触してケガをする。その車に乗っていたのが大学准教授の藤野だった。仮原が初めて出会った心の声と口で発する言葉が全く同じ人間。
まるで輪唱のように響く藤野の“声”と言葉を心地よく感じ、そんな自分に苛立った仮原は、藤野がゲイであると知り、偽りで彼に「好きだ」と告げるが……。
【言ノ葉ノ花 感想】のスピンオフ作品
予約する時タイトルを見て、続きが出るのかと思ったら違ってました
今回は、人の『心の声』が聞けるロクデナシ・仮原正直者でイイ人准教授・藤野先生のお話
とにかく仮原は自分の特殊能力を利用して、ギャンブルではズルして勝って賞金を手にしたり、現在住んでいる所は孤独なお年寄りに取り入って亡くなった時に相続したモノ・・・・・・
そんな仮原は、事故で准教授・藤野先生と出逢い、つけ込んでやろうとするのですが、これがまた藤野は正直者でイイ人で・・・・・
ロクデナシなんだけど悪い人にはなりきれない仮原、幼い頃の母との辛い思い出をいつまでも忘れる事が出来なくて臆病モノで・・・・・つけ込もうとしていたイイ人・藤野の事を心配したり束縛したり
前半!読んでいて蹴とばしたくなった仮原ですが、ロクデナシ主人公に振り回されたのはイイ人・藤野だけでなく、知りたくもない事を知り、苦しみもがき、仮原のココロの辛い叫びーに、しっかり泣かされてしまった私です
二人仲良く、幸せに暮らしてほしいなぁ
ふみのつぶやき
今日は仕事です~頑張って萌え代稼ぎます
今日は暑いですね~皆様宅ではいかがですか?