夜光花さんの『2010年7月発売文庫 金曜日の凶夢』読みました
イラスト 『稲荷家房之介』
【あらすじ】有名バイオリン奏者・紀ノ川滋の行動を監視すること。
――それが良麻に科せられた使命。
紀ノ川の想い人そっくりの顔になり音大に潜り込んだ良麻。
紀ノ川に近づき、マネージャーの仕事も任されて、親しくなることに成功するが、良麻の心は揺れていた。
何故なら彼は、ずっと憧れの人だったから。
別の誰かに心を奪われるくらいならいっそ身代わりでもいい、抱いてほしい――。
切なくも狂おしい恋物語
【水曜日の悪夢 感想】のスピンオフ作品
内容的に随分リンクしてます前作の主人公で元バイオリンにスト・和成の親友だった、これまたバイオリンにスト・紀ノ川が今回の主人公(よきライバルであり親友同士)、時間軸が同じなので、前作を覚えてらっしゃる方なら尚、楽しめるかな?!
あとがきから・・・・
夜光さん的には『おとぎ話っぽいものにしたかった』と書かれていましたが、私的には不思議ミステリーっぽいお話(1作目)で、SFっぽい(2作目)の雰囲気もちょっぴり
前作での主人公・和成が、教え子・真吾を助けるためにグルグル悩んだ時に起こったタイムリープは某母親が起こしたものって思ったんですが、本当は違っていてそれが解き明かされるのがこの新刊
この手のお話はネタばれしちゃうと面白くないので、気になる方は是非(おい!)でも、私的に新刊はそれなりに楽しめたんですが『本当は?実は事実は違った??』事を、そのままでも良かったかも?なんて思ってみたり(でも、そうなると続編読めないしなぁ~)・・・・・・
さて!読まれた方はどうだったのかしら
昨日リアル書店で思わず、買ってしまった~その1
佐田三季さん&凪良ゆうさん、その他作家様の
小説のその後編の
小冊子が付いていたから・・・・・
どうするんだ!小説雑誌なんて買っても読まないのに!!
もうひとつ思わず~注文してしまった1冊
ガッシュ文庫新刊は
夜光さんと
谷崎泉さんの2冊にしたんだけど、
コミコミさんのメールの誘惑に負けて・・・・・
文庫再販なので書き下ろし目的で、シリーズ2作目は中古にしようと思ったのに、ペーパーが欲しくて
榎田さんの新作の
『交渉人』シリーズも2冊買うと
(プラスおまけ1冊)『全サ』があるようですね?今回は2冊買ってみようかな?!
こうしてどんどん小説が増えていく