わたしのBL日記

★【あらすじ】人の名前を覚えられない町村には「特別」がない。失踪中だった大学の同期・町村が、本間の前に１年振りに現れた。本間が死んだ夢を見て心配してやってきたというのだ…！天然無自覚タラシの町村は、堅物で真面目な本間の密かな恋心をよそに、大学４年の春、何も告げずに本間の前からいなくなった。それ以来、町村に何かを期待することはやめたはずだったのに…。

表紙の絵は個性的な雰囲気がしますが、線が細くて綺麗な絵を描かれるかこさんです（なにせ好き嫌いが激しい私ですので）2作品収録されていました
最初読んだ時は登場人物の心理描写がチョッと分かり辛い？微妙な感じだったんですが、読み直してみてじんわ～り良さが出てくる作品でした！

人の名前を覚えられない・人に興味がない町村が、どうして本田だけが違っていたのか？本田とじっくり向き合って、色々じっくり考えようとする町田！二人の関係も今後じんわ～りイイ関係にになっていくと
2話目のお話も、まったりした雰囲気のお話★

★【あらすじ】彼女と別れたばかりの高校一年生の朝陽は、親友のモテ男・成多と登校中、電車の中でチカンに遭っていた女子生徒を助けていた吉国と知り合う。隣のクラスの吉国とはその時、初めて出会ったはずなのに、何故か懐かしさを感じた朝陽。だが吉国が男とキスをしているところを目撃してしまい…！？

朝陽と国吉との出逢いは高校で、通学電車の中（本当は小6の時に出逢ってるんだけどね）
高校時代に朝陽と国吉のお付き合いが始めるまでのお話と、その後社会人になったその後のお話が収録されていましたが、時間的に一気に飛んじゃってるし、この二人の関係もサラッと描かれているしで、感想も色々なこのコミックですが、私は、この微妙さが大好き（おかしいですかね？）
本当は朝陽の親友・成多も朝陽の事をズット密かに思い続けているんだけど、真実を知っているのは国吉ひとり～！この不安定な国吉の、切ない気持ちも読んでいてすごくココロが痛かった★