わたしのBL日記

★【あらすじ】イベント代行会社で働く広記は、仕事で高校時代の天敵・北條と再会する。毎日のように広記を「好きや」とからかい続け、そのくせ卒業後一度も連絡を寄越さなかった男。あの頃と同じ調子で口説いてくる北條の言葉を、もちろん広記は信用できない。だから言ってしまったのだ、「信じてほしければ、行動で見せてみろ」と――。
 

私好みのお話で、おまけに絵師さんが橋本さん～凄く楽しかった
広記は、高校時代に好きだと言って追いかけられた同級生・北條と6年ぶりに再会し、その後再び毎日のように「好きや」と言って口説かれるけれど、どうもからかわれている様で…
本当に好きなら「行動でしめせ」っと言う見かけ美人な広記は、性格が凄く男前だから読んでいて凄く気持ちがよかった

北條の言葉を最初は信じてはいなかったけど、でもそうかといってムシするわけでもなく、真剣に向き合って一生懸命考えて…
後味もよく、凄く心地いい～爽やかなお話

＊表題作は二人がお付き合いを始めるまで…
＊2作目『誰より何より愛してる』はその後のお話…
＊書き下ろし『君だけを愛してる』2人で壊れた洗濯機を買うため出かけるお話★

★【あらすじ】原因不明の足の痛みを抱えた水泳選手の眞生は、大学の水泳部を休部し、スイミングクラブで講師のバイトをしている。そのバイト先に現れたのは、派手な見かけで優雅な古式泳法をつかう男、桂だった。鍼灸師の桂は、眞生の病に癒しの手を差し伸べてきた。だが桂は私生活では遊び人で、眞生に対して恋愛ゲームをも仕掛けていたのだ。そんな男の手管に、知らずに落ちる眞生だったが……？

私的どうも受視線でお話を追いかけていくので、攻様がタラシとか色々画策していて騙してやろうとかが苦手あらすじを読んでその先入観から読み始めて後悔した事は、いつきさんは丁寧に心理描写を書かれる方なので（地味だけど／おい！）、サクサク読んじゃったのは勿体無いような気が・・・・それに気がついたのは書き下ろし後半のお話に入ってからだったのでイイのか悪いのか（じっくり読んでください）

鍼灸師・桂は、恋愛をゲーム感覚で楽しんでいる人スイミングクラブで、原因不明の足の痛みを抱えた水泳選手・眞生を見かけ、気に入り近づいて…
最初、苦手な攻めのタイプだ～っと思ったんですが、桂の企みが眞生バレおまけに眞生の怪我が悪化した時、桂が…
ゲーム感覚でしか恋愛を楽しめなかった桂が、眞生に対する自分自身の気持ちの些細な変化や、本当に恋することを知った時の戸惑いが、無理なく描かれていたし、恋人同士になった後半も同様で、眞生を大事にしようと頑張る桂だったので（フラフラ誘惑に負けそうになりながらですが）、ヨシッ！としましょう★