わたしのBL日記

★【あらすじ】西島陸郎にはずっと好きな相手がいた。十年来のつきあいに、なる親友の和久井保孝だ。男同士だから、親友だから、いつかそのうち可愛いお嫁さんをもらって幸せな家庭を築くはずだから――そう思って、自分の気持ちは押し殺してきた。それなのに、後輩の泣き落としに流され、男と寝たと飲み会の席で保孝本人から聞かされる。それなら相手は自分でもいいはずだ、陸郎は保孝を自分のものにする決意をするのだが！？

このお話は木下さんらしいジレジレじれった～いお話しでもって切ない…
10年も親友に片思いする陸郎（継続中）男同士だから押し殺してきた気持ちなのに、後輩の泣き落としに流され、男と寝たと飲み会の席で保孝本人から聞かされ…やっとのことで「好き」だと打ち明ける陸郎ですが、ここで想いがスンナリ通じ合わないのが木下さんらしい？！親友・保孝は何となく陸郎の気持ちに気づいてはいたようだけど…

当て馬・後輩君の動向も気になるところ（でも、この後輩くんのお蔭で？陸郎の気持ちに気付いたってとこもあるんだけど）★

★【あらすじ】「俺　ずっとてっちゃんと一緒にいたい」家を飛び出して、幼なじみの哲弥と暮らし始めた宙。大好きだった哲弥と想いがつうじ、自然と抱き合うようになる。大好きなのに、一緒にいたいのに、でも…まだ大人になりきれないふたりは強すぎる想いにふりまわされて――…

こ、これは！3巻に続くと思わなかった2巻で完結だと期待してたんだけど…切ない～切なくて切なくて苦しい…
このお話を読んでいて、どんなに相手の人を大切に想っていても、想いだけではダメなのねって
家を飛び出して、幼なじみ・哲弥と暮らし始めた宙！それに想いも通じ合って、お互いにお互いを大切に想いあって…宙も今後の進路のことを考え一歩前進していたように見えたし、哲弥も哲弥で就職活動に向けて大学で頑張っていると思ったんだけど…
このお話し、登場人物が皆イイ人ばっかりなので（哲弥の元カノも）それがかえって切なくさせるのね…★