今年最初の感想(一応?)です
お正月早々、ウルウルしながら読んだ1冊・・・・・・
山中ヒコさんの『2010年12月発売コミック【ペーパー付★】エンドゲーム(2)』読みました
【あらすじ】「殺したのは、オレだ」
-―衝撃の告白を聞いた克哉は透を詰り、家を飛び出した。透が母を殺したという事実より克哉を苦しめるのは、二人で過ごした幸せな日々が全て、償いのための偽りだったかもしれないこと。
自暴自棄になって街をさまよう克哉だが、そこにある男の影が忍び寄り……?
番外篇二篇も収録した、感動の完結巻!!
待ちに待ったエンドレスゲームの完結
付録目的で雑誌を買って読んでいたんですが、コミックで読めて凄く良かった
参考までに・・・・・
*幸せな機械…描き下ろし(数ページ)
1巻は、とんでもないところで終わっていたこのお話し
大学時代、透の恋人が運転する車ではねてしまった母子、その後透は、生き残った子供・克哉を引き取り育て・・・・・・・そんな事情を知らず義父・透に7年間ずっと恋をし続けた克哉。透の衝撃的な告白を聞き、思わず飛び出し街をさまよう克哉ですが・・・・・
真実を知っても想いが変わらず、透の事をズット想い続ける克哉、その後その想いを受け入れる透ですが、どんなに克哉が想いを告げてもカラダを重ねても透自身は「好きだ」とは答えない・・・・・
お話しの最後の最後まで、想いが通じ合ってはいるものの、もう一つ気持ちがハッピーエンドになりきっていない、この二人の関係がもどかししい・・・・・・
それが、透が背負った罪なのかもしれないし、永遠に続くこの二人の関係なのかも(今後の二人の関係は、社会人になった克哉次第だとも思うんだけど)
番外編で、大学時代の透の恋人・黒田編で、本編では謎だった黒田のお話が痛く切なく描かれていました(これは辛かった)・・・・・
私的、絵は得意でない山中さんなんだけど(ごめんなさ~い)凄くイイお話しでした
年末に届いたコミックは、全て楽しめました~機会があったら感想はボチボチ・・・・・・