わたしのBL日記

凪良ゆうさん『2011年4月発売文庫【ペーパー付★】真夜中クロニクル』
イラスト　　『小山田あみ』

【あらすじ】太陽の下に出られない病気を持つニーナ太陽の下に出られない病気を持つニーナは、気難しくて偏屈だ。そんなニーナが、夜の公園で７つも下の陽光と出会う。どんなに邪険にしても無邪気に寄ってくる陽光を煩わしく感じるが、ニーナは次第に心を許していく。そんな二人がすべてから逃れるため、星降る夜に飛び出した――。温かな恋心でニーナを包む陽光と、寄せられる想いに戸惑って踏み出すことができないニーナ。
時を経て変化に呑まれながらも、成長していく二人が辿り着いた先とは？

【目次】プロローグ ／ 月が綺麗ですね ／ LOVE　SONG ／ エピローグ

こ、これは感動～大泣き～
最近、凪良さんのモノはよく読みますがこれは絶品
素晴らしい作品だったのに、どんなふうに感想を書いていいのか？こんな時、自分の語彙力のなさに悲しくなってしまうそれに比べ、作家様のお話の中での素晴らしい表現力とセンス


太陽の下に出られない病気を持つニーナと陽光が、あるきっかけで出逢うのが１８歳と１１歳【プロローグ】
その後、５年後【月が綺麗ですね】 、８年後【LOVE　SONG 】と、二人の成長とともに、お互いの気持ちが発展途上な不安定だったものが、確固たるものになっていく過程が、凄く丁寧に描かれていました…
一生懸命頑張っても思い通りにならない不安やもどかしさが、読んでいる私まで伝わってきて、最初から最後までウルウルしっぱなし

文中、ニーナが陽光との関係を聞かれるシーンがあるんですが（仕事関係の人に）、『恋人』って言う言葉では言い表せない関係だと…なんて言うか魂と魂が結びついているよな…
二人とも複雑な環境の中で（特にニーナ）一生懸命生きている…今後、同し世界で頑張って生きていく二人にエールを送りたい

 

上手く感想が書けない私で、申し訳ないですが…ホント素晴らしい作品でした～小山田あみさんのイラストもスゴク素敵でした

ふみのつぶやき

F様に教えてもらって、アフィリの横に文章を書きこめました～感謝です