★遠野春日さんのダリア文庫新刊『烈日の執愛』

2011年04月16日

★遠野春日さんのダリア文庫新刊『烈日の執愛』

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遠野春日さんの『2011年4月発売文庫烈日の執愛』読みました

イラスト　『小椋ムク』

【あらすじ】将来の夢に向かって互いに励まし合ってきた親友の堂島が変わってしまい篠宮から離れていったのは大学2年の夏。堂島は、荒んだ様子で暴力団との交際も噂されていた。何年かぶりに、検事になった篠宮の前に現れた堂島は、極芳会会長の懐刀として知られる経済ヤクザになっていた。篠宮は堂島に強引に犯された再会の日から、検察官バッジと断ち切れない堂島への想いの間で葛藤し続け……。

遠野さん＆小椋ムクさん
若頭補佐の経済ヤクザ×検事、再会モノ

前半！あらすじのお話で、10年以上絶縁状態だった堂島と再会の日した日に強引に犯された篠宮…その後、ずるずる関係を続けてきた二人が、ある事件をきっかけに…

893が絡んだ事件だったけれど、読みやすく思ったよりもスンナリ解決したかな？（辛口で言うとゆるめ？）ずっとカラダだけの関係だった二人にも、今後を考えるイイきっかけになった事件でした（濃い絡みシーンが結構延々と長～い）

後半！！過去に戻って…
二人の出逢いは、中高一貫の進学校中学高校を共に過ごし、友情を深め（気持ちはそれ以上かな？）お互いに夢と希望を抱いて大学に進学して…
その後、ある事情で堂島と絶縁状態になり、10年後再会する日までのお話

ムクさんのイラストが素敵だったんだけど、前半より、後半の学生時代のイラストの方が雰囲気に合っていたそれに、出来たら前半、後半のどちらかを攻視線で読みたかったなぁ？！（わがままでゴメンナサイ）

重くなく軽く読めた1冊でした