かわい有美子さんの『UNDER THE HEAVEN(上)・(下)』読みました
『イラスト 立石涼』
【あらすじ】両親を失い、施設で育てられた史貴は妹と、同じく施設育ちのアレックスと一緒にマフィアの帝王・ハーベイに引き取られる。
ハーベイの実子・イェインと共に成長していく中、史貴は寡黙だが頼れる兄的存在のアレックスにほのかな想いを抱くようになっていた。しかし、イェインの歪んだ欲望のはけ口が史貴へと向けられ、その秘密をアレックスに知られてしまい…。
かわい有美子の衝撃作「MIKADO―帝―」が大幅改稿してついに登場!
衝撃作、解禁欲しかったノベルズをやっとゲット!
1997年刊ノベルスの復刻改稿版!
映画を見ているようなお話で、痛く重く切なくて…それでいてマフィアモノでしたがお話に入りやすく、読みだすと先が気になって一気に読んでしまいました
運命は残酷と言うか何というか
事故で両親を亡くした日系4世兄妹・史貴&麻里絵…
マフィアに、ジャーナリストだった両親を目の前で殺されたアレックス…
この3人が施設で一緒になり、マフィアの帝王・ハーベイに引き取られる事になりますが…
マフィアというバックボーンの中で、ハーベイ父が家族思いの人だったので、実子・イェインと共に変わりない環境の中で、義兄弟妹3人+1人は成長していきます…
でもその中で暴行殺人・●姦にと巻き込まれる史貴兄妹と、アレックスの両親の死に隠されているハーベイ父の秘密それに、麻里絵に報われない想いに耐えかねてイェインは、はけ口に史貴を抱き、それに気づくアレックス…
史貴視線で、ほぼお話が進められていたので、運命に翻弄されながらも史貴が耐えて頑張っている姿に涙しますが、他3人の兄妹も同様に、過酷な運命に巻き込まれていき…
下巻では、友人の裏切りから他国マフィアの手に堕ちる史貴…誘拐・監禁・暴行・薬物・父の死など、これまた兄弟妹4人に酷な運命が待ち受けていて…
でも、アレックスの献身的な愛、血の繋がりがない4人の絆、家族愛、これは感動モノ
下巻は、かなり加筆修正をされているようですが、ラストは後味よく、気持ちよく、本を閉じることが出来ました
読み応えのあった2冊でした~満足(最近かわいさんの、2冊読みが続く私)
ふみのつぶやき
きょうは、嵐のようなお天気です
昨日の、
泣きたいけど笑っちゃう失敗談
久しぶりにBOに行って、買い物をしたお話をアップしましたが…実はっ
が、
中古で出ていたので嬉しくて買ったつもりだったのに!
(うちにしてはラッキーな買い物)どうしてだか、夜に読もうと思ったら
買うときに、たまたま
3冊揃ていたので
『間違わないように』と思ったのに、間違って買ってきてる~
はぁ~
まぁ、この1巻はお友達にお借りして読んだので、2冊被って買って持ってないのが唯の一救いです…
先ほど、新刊が届いたので、気分を変えて楽しみます