池玲文さんの『涕涙まくら』読みました
【あらすじ】優等生で人気者の弟・優亜と、優しいだけが取り柄の冴えない兄・誠吾。
一足先に思春期を迎えた誠吾は、可愛がっていた弟と少し距離を置こうとする。
けれど、そのことをいじらしく責める弟の無防備なスキンシップに堪え切れず暴走してしまう。そんな兄の想いを受け入れた優亜は、次第に誠吾への執着を募らせて──…。
禁断の果実が見せる、うたかたラプソディー。
【目次】指喰い、月の色人<前編><後編> / シューカツ / 宵越しルーガルー / 夏に死にゆく物語 / あとがき
きゃぁぁぁ~大好きな池さんの新刊
絵が綺麗だし、お話もお上手だし、ときどきギャァ―のシーンもあるけど(ときどき?)池さんのお話が好きです
今回は、短編集で5作品収録!(得意でない短編でもなんでもイイ~)
表題作(あらすじ)の、兄弟モノのお話がゾクゾクした!
短編で短かったので(当たり前)もうちょっと、このお話が読みたい~描き下しオマケがないかな?と思って、先にラストページ見たけどなかった
指喰い、月の色人は雑誌で前半読んでたんだけど、余韻が残るお話でした…
でっ!笑っちゃったのが
夏に死にゆく物語
東京都の漫画規制条例に引っ掛けたお話で、あとがきから「あの条例は何なんだろうか、という訳で最後の漫画は描きました」
このお話には大笑い
池さんの絵ってかなり、リアルなので過激なので?それに表題作が兄弟モノなので、急きょコミック発売を早めたそうです…
もう一つ、あとがきに「色々考えや思いはありますが、読者さんは変な漫画を読んだだけで頭が変になるほど人間は単純に出来てないらしいので、気軽に笑って読んでもらえればと思います」っと締めくくられていました
この条例で、作家様の豊かな表現力に規制がかかるのは、悲しいですね・・・・・・
ふみのつぶやき
今日は、イイお天気です
昨日夕方の、あの夕立のような?雷つきの雨(それもかなり降った)なんだったんだろう?