暁美耶子さんの『2011年5月発売文庫あやめも知らぬ』読みました
イラスト 『夏乃あゆみ』
【あらすじ】どうか、僕の恋よ、起きないでくれ……。
大学生の宮里雪也は母の名代として、神戸の旧家の葬儀にでかける。そこで、その家の息子、青璽と初めて出会うが、旧知のような不思議な感覚に囚われた。 ひょんなことから、夏休み中、青璽の家庭教師をすることになった雪也だったが、季節はずれの梔子の香りが原因か、人には言えない夢に悩まされる。
先祖から現代へと繋がる複雑な恋心を発端に、奇怪な事件が続く!?
ホワイトハート新人賞受賞作!
小説の新人作家様を、読むのが好きな私
今回は、をホワイト文庫受賞作品
こ、これはヨカッタ~素敵な作家様がデビューされて嬉しい!
(難しいことは、おバカな私なので分かんないけれど、読み応えのある作品でBLって言うより、ミステリー?ちょっぴりオカルトめいている部分が強くて、映画を見ているような1冊でした)
運命…
60年以上も昔の戦時下の中で、想いを遂げることが出来なかった、今は亡き貴臣と久弥の想いが、時を超えて二人に生き写しだという孫・青璽と雪也を巡りあわせ…
当時、貴臣と久弥の複雑なお家事情、歪んだ関係だった二人が、実は想いあっていたことをお互いに打ち明けることなく…託された梔子の花のエピソードにも泣かされた…
この梔子の花の香りに導かれるように青璽と雪也が出逢い、よみがえる二人の想いと、隠されていた櫃井家の秘密が、一つ一つ解き明かされていきます…
まだまだ、これから始まろうとしている青璽雪也の、その後が凄く気になりますが、感動的なラストでした…
素敵な1冊で、夏乃さんのイラストがピッタリでした
ふみのつぶやき
わぁ~い!雨がやんだ
今日はこれから、月末恒例のお墓参りに行けそうです
明日は、母の通院日です
なんだか、気温のアップダウンが激しいですね…
体調管理に気を付けましょうね
九州南部はもう梅雨入り?
ビックリ~