わたしのBL日記

夜光花さんの『【送料無料】　偏愛メランコリック』読みました
イラスト　『蓮川愛』

【あらすじ】先生、俺に愛はないですよ？
出版社に勤める敦彦は、人形作家・夏目錬三郎との仕事にうんざりしていた。
溺愛する人形に瓜二つだという敦彦の顔に異常な執着を見せる夏目は、ことあるごとに愛を囁き身体に触れてこようとする。理解できない言動と人形恐怖症に悩まされる敦彦だったが、人形を壊してしまった代償として、夏目と寝てしまう。後悔する敦彦に対し、一途で天然な夏目の愛情は暴走し始めて……。


夜光さんの新刊～絵師さんは蓮川さんで最高

ぶはははははっ！面白い～
夜光さんも、引き出しの多い作家様ですね～ミステリーやサスペンスモノが多い夜光さんですが、このお話はエロ多めの恋愛モノで、好みが分かれるかもしれないけれど、私はスゴク楽しめました（でも、人形作家ってところは、いかにも・・・らしい？）


人形作家・夏目錬三郎×人形嫌い編集者・中在家敦彦のお話
編集者・敦彦は事情で、人形作家・夏目の仕事を任されたものの、幼いころのトラウマから、大の人形嫌い
人形作家・夏目は、変人偏屈で有名なんだけど、敦彦を見て一目ぼれ敦彦が、溺愛する人形に瓜二つたから！（ドールのように敦彦に、口紅・ウイッグ・女装までさせて、写真を撮ってパネルにまでしている）

変人なのに乙女思考（昭和初期の文学青年）の夏目と、流されやすいんだけど意外と無神経で図太い敦彦…
夏目の熱愛ぶりに、最初は戸惑い流されれしまう敦彦だけど、変化していく複雑な気持ちや想い、色々な描写は、スゴク丁寧に描かれていました（敦彦の悪夢には爆笑）

でも、最後の最後まで、この二人がどうなっちゃうのか？（特に精神的に不安定な夏目）心配されられちゃいましたが… 

笑いあり、エロ多め、涙ありで楽しめました

ふみのつぶやき

今日は、晴れて嬉しかった