月村奎さんの『2011年8月発売文庫 ブレッド・ウィナー』読みました
イラスト『木下けい子』
【あらすじ】家出した妻の実家であるパン屋と連れ子の双子を抱え、太一(たいち)は二十四歳にして人生投げやり気味だ。
そこへ店舗の買い手として現れたのが、高校の同級生・長谷部(はせべ)。
太一が売ることを渋ると、彼はパン職人として店でバイトさせてほしいと言う。
忘れたい記憶につながる男と関わりたくはなかったが、 いきいきとパンを作る長谷部はやがて太一の日常になくてはならない存在へと変わり……?
平凡だからこそ愛おしくて幸福な時間って、きっとある。
月村さんの新刊~ですが、再版文庫化(その後談・書下ろし付き)
木下さんのイラストがピッタリで、可愛いお話でした
元同級生のパン職人・長谷部克弘・24歳 ×バツイチ(一応)子持ちのパン屋店主・北川太一・24歳
高校受験に失敗し、厳格な両親に反発し、あてつけから双子の子持ちの妻と結婚したものの逃げられ、子供を育て、売れないパン屋を営んでいる太一
事情で、同級生・長谷部くんと再会するものの、この二人はちょっとワケアリのよう?
太一と長谷部くんの恋の行方も、じれったく楽しめたけど、何より血のつながっていないツインズ・千里&万里との親子愛に感動…
それに、この家族に絡んでくる、後輩・香恵ちゃんもイイ娘で、香恵ちゃんの恋バナも可愛い
月村さんのお話しって、主人公カプはもちろんですが、脇役も存在感があって、そういうところが好きだぁ
木下さんのツインズのイラストが可愛い・・・
ふみのつぶやき
一足お先に、お盆の用事が完了
暑かったぁ~とにかく暑くて暑くて…
毎日外でお仕事をされている方は、大変だろうなぁ…
お墓に、おまいりにと回ったんですが、暑さにヤラレタって感じで~9月のお彼岸には、少し涼しくなっていることを願います…
とにかく暑いですから、お気を付けて下さいね(うちは15日早朝までデス)