わたしのBL日記

★【あらすじ】「ずっと友達だ、おまえが俺を好きになれなくてもそれは変わらないから」十年間片想いをしていた和久井保孝に、ようやく告白した陸郎だったが、親友としての時間が長すぎて、なかなか甘い雰囲気にはなれない。俺が陸郎のこと好きにならなかったら終わりだろう──親友を失いそうで悩む保孝の気持ちなどかまわず、陸郎は積極的にアピールしていくのだが……

【ひとこと】電器メーカー営業・西島陸郎（28歳）× 百貨店勤務・和久井保孝
同時発売で2冊新刊が発売されたので、凄く嬉しかったけど、こっちはじれったくても陸郎の変態ぶりに楽しめた1冊

陸郎がグルグル想い悩み、とってもお気の毒だけど、悩むところまで悩むと開き直っちゃって「俺は諦めないぞ！」には笑っちゃったでも、押せば押すほど、保孝は引いちゃっているけれど、この二人ってどんなふうにくっ付くんだろう？その展開が楽しみでもあります…当て馬君？横槍くん？？が、あまり出しゃばってこないとイイなぁ…★

★【あらすじ】数年前、宙はこの世で一番大事で特別な存在だった哲弥と別れることを選んだ。守られるだけの自分から変わるために、哲弥に哲弥自身を大事にしてもらうために。未熟な子供から大人になり、街で歩いていても哲弥に似た人をつい探してしまう。もし、もしもう一度てっちゃんと逢えたら──そんなとき、偶然ふたりは擦れ違い!?幾つもの夜を越えたふたりの想いは……

【ひとこと】中山哲哉（年上の幼馴染・会社員)×八島宙（パティシエ）
二章終了から、二人が別れて数年後…やっとすれ違っていた想いが、追い付いて通じ合った～最後までじれったかったけれど、ただ好きだと言う想いだけでは、上手くいかないものなんだと考えさせられたお話だった…お互いの当て馬ちゃんが、イイ娘達だったので、素敵な彼氏が出来るとイイのに
それにしてもてっちゃんは結構流されたけど、その点で宙はグルグル悩んでも、自分の気持ちには迷わず強い子だったし、成長して大人になったし、男前だったなぁ～その後の甘いお話も読めたしてっちゃんの意外な一面も、宙の可愛い一面もヨカッタ★