☆凪良ゆうさんの新刊文庫『お菓子の家: 〜un petit nid〜』

2012年09月14日

☆凪良ゆうさんの新刊文庫『お菓子の家: 〜un petit nid〜』

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凪良ゆうさんの『【送料無料】お菓子の家〜un petit nid〜 』読みました

イラスト　『葛西リカコ』

【あらすじ】大事なものはひとつでいい
リストラされた加瀬は、強面なパン屋の店主・阿木に声を掛けられ、バイトをすることに。無愛想で人との付き合い方が分からない加瀬にとって、店の温かな雰囲気は馴染みがなく、戸惑うばかりだった。けれど火事に遭って阿木と同居することになり、彼の優しい手にどうしようもなく惹かれていく。優しくされればされるほど阿木に依存してしまい、溢れそうになる感情に加瀬は……。

わぁー凪良さんの新刊～絵師さんはリカコサン
タイトルから優しいお話しかと思ったんだけど（予約するとき）、『夜明けには優しいキスを』のレーベルも絵師さんも違うスピンでした

阿木仁（パン屋の店主　38歳）×加瀬弘明（バイト　28歳）
重く切なく痛く、それでいてスゴク優しいお話…

ワケアリ阿木と智代・母子のパン屋さんで、縁あってバイトをするようになった、重い過去を持つ弘明…阿木達に大事にされて支えられて、やっと幸せをつかんだ弘明のお話でした…

阿木達もまた重い過去を乗り越えてきて、それでも人に優しく、強い姿に胸を打たれたし、弘明もまた今度は失敗しないようにと、必死で答えようとする姿に涙しました…