☆椎崎夕さんのノベルス新刊『窓際のキス』・『仕切り直しの初恋』『コイビト』
椎崎夕さんの『壁際のキス』読みました イラスト 『高星麻子』 【あらすじ】信じていた人間の裏切りに傷つき体調を崩していた中室哲は、療養のため叔父の別荘で暮らしていた。そんなとき、哲はひとりの青年と出逢う。不遜で、どこか人を醒めた目でみる羽島雄生だ。彼は別荘の庭先から怪我した腕を突き出し、哲に手当を要求したのだ。初対面の印象は最悪のふたりだったが、いつしか一緒にいることが楽しみになっていた。けれど、雄生が人気のある俳優であることから誤解が生まれ……。 椎崎さんの久しぶりのノベルズ!絵師さんも素敵ここの出版社の椎崎さんのは、いつもタオルもって読むんですが、今回は可愛いお話でしした親友に裏切られ体調を崩し療養していたさえない青年・哲が、あるきっかけでひとりの青年・羽島と最悪な出逢いをし・・・・・受け様・哲が淡々とした性格だったので、前半はまったり流れていく感じでした後半!羽島の仕事が俳優である事と、見かけも華やかな雰囲気もあって、二人の間に誤解が生じ(ここからはよくあるパターン)椎崎さんの4月発売予定に、同じ絵師さんでタイトルに『~キス』が付いてるのでシリーズモノなのかな?そうだと嬉しいお話は軽くサクサク読めるモノでした!それから二人はまだ始ったばっかりだし、チョッと哲の以前の職場での事で気になる問題が残っているような・・・今更ですが1月のルチルから『仕切り直しの初恋』 イラスト 『金ひかる』【あらすじ】見習い美容師・相良陽平は、横暴な店長・信田の元を去り、面倒見はいいが男女問わずちょっかいを出すという噂の仁科有吾の店に就職した。その仁科と酔った勢いで関係を持ってしまった陽平は、自分も遊ばれているのだろうと思いながら、飄々とした仁科にやがて惹かれていく。そんなとき信田からの脅迫まがいの嫌がらせがエスカレートして――――!? 1月末に引っ越したので箱詰め放置状態だった1冊このお話【三十二番目の初恋】のスピンオフですが、初恋シリーズ?脇で頑張ってた前作の登場人物が主人公に 私的、椎崎さんの中では楽しく読めたかな主人公・見習い美容師・相良陽平(よーへー)がシッカリモノで落ち着いていて、自分をシッカリ持っているタイプだったから・・・・・今の店長・仁科と酔った勢いで関係を持ってしまっても以前勤めていた店長の嫌がらせを受けても冷静に判断して、おまけに人の心配までして・・・・・・さすがに後半!嫌がらせがエスカレートしてきたので、ハラハラドキドキもさせられましたが・・・・・・嬉しい事に前作の主人公カップルだった梶山先生想も登場して、仲良く恋人していてよかったし(お話は前作と、時間的平行しているところもありましたが)楽しめた1冊でした後・・・・・表題作以外にSSが3編収録されていて、梶山先生想の心温まるお話に、仁科よーへーのお話のその後が読めて同人誌っぽくてこれまた参考までに*三十二番目の恋人*仕切り直しのコクハク*最後の初恋もう1冊1冊随分以前に読んだ1冊『コイビト』【あらすじ】ひとつのドアベル。それが菅谷僚平の運命を大きく変えた。開いたドアの向こうに立っていたのは、3年前に別れた高階とその妻であり僚平の義姉であるいずみ、そしてふたりの子供の翔太の3人だった。僚平と3人の同居生活が始まる。すでに高階との関係は過去のものになっていたはずなのに、彼は僚平にあれこれと手を出してくる。だが、僚平には既に左右田という相手がいた。はたしてこの行方は…。 椎崎さんのお話って再会モノが多い?!このお話も、大好きで付き合っていた元カレとの再会モノでもって今では義姉のダンナさまでプラス子供まで事情があって義姉夫婦が僚平を尋ねてくるところからお話が始るんですが、これ三角関係泥沼?でも僚平には恋人って言えないけど恋人未満、後輩・左右田がいるので、四角関係??(違います)このお話の展開も結末も、私が思っていたモノ、思い描いていたモノとは違って、いろんな意味で楽しめました(でもお話は勿論シリアスです) 人間関係がチョッと複雑でしたが、椎崎さんらしいイイお話でした ふみのつぶやき お天気悪いですね週末でバタバタしてます~皆様宅には明日ユックリお邪魔します