「ぎんちゃんの生きとし生けるものとの対話」の2作目です
1作目で都会の農園で働いていたぎんちゃんが里山に移住して
一生を終えたところでお話が終わりました
その里山での生活を2作目で読むことが出来ます
里山でのぎんちゃんは試行錯誤
時には失敗、失態も
ぎんちゃんと一緒に移住してきた生き物達もよそ者としての苦労も
自然の生態系の維持と進化
共存するのは、なんとも難しい問題が次々と露呈します
みなとの対話でぎんちゃんは、いろいろと悩みます
正解などないかもしれません
それでもいきものとの対話を大切にし、考えます
たどりついた想いは「生き物達との共存できる人間の謙虚さ」
この本を読んだヒトが同じ想いで自然を大切にするようになるといいですね
本のなかのイラストは作者の作品だそうです
ほっこりして癒される優しい絵です
作者の優しさが感じられます
ぎんちゃんの生きとし生けるものとの対話ー里山生活編ー [ 黒沢 賢成 ]
楽天ブックス