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カテゴリ:子育て
私はサンタさんの存在を信じたことがない子供だった。
と云うのも、3歳上の兄が4歳の時に、プレゼントのラッピング(用紙はクリスマス用にして貰っていたらしい)に使われているテープが某大手デパートのものであることに気付き、 「サンタさんが西○で買い物をする訳がない!本当はお母さんが買ってきたんだろう!」 と母に問いただしたときに、ぽろっと母がそれを認めてしまったのが原因である。 以来、クリスマスが来る度に、幼い妹に鼻高々に「サンタさんは本当はお母さんである。自分がそれを見抜いたのだ」と語る幼いお兄ちゃんのお陰で、その妹は全く夢を見る余地もなく成長したのだった。 さて、今年中学生になった姪っこと小5になった甥っこがいる。 「姪はさー、今年になって、初めてサンタさんの真相に気が付いたらしいよ」 と、ダンナが言った。 ・・・・・・・嘘だろ? 「甥っこは、『とりあえず、サンタさんがじいちゃん達じゃないことは分かった』と言ってた」 ・・・・・・・・・・・・・・・。 余程、義妹夫婦が念を入れてサンタミッションをこなし続けているのだろうか?それとも、そんなもん?? 私はサンタさんの存在をハナから信じたことがないような人間なので、多少なりとも分別の付いた人間が、どうしてサンタさんの存在を信じていられるのかが良く分からないのだ。 だってさ、どう考えたって施錠されている家の中に勝手に他人が入ってきたら、不法侵入だろ? どれだけの人数がいれば、世界中の子供にプレゼントを配って歩けるのだ? 空飛ぶトナカイが居るわけなかろう? プレゼントの資金源はどこら辺なんだ? 等々、小学生も半ばになれば、普通に疑問に持ちそうなレベルで破綻するのがサンタさんドリームだと思うのだが・・・。 一応、今のところは我が家の娘もサンタさんの存在を、素直に認めてくれている。 さてさて、いつまで騙されてくれるかなぁ・・・。 それにしても、兄がサンタさんの正体を見破ったのって、今の娘の年齢なのか・・・。可愛くない4歳児もいたものである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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