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カテゴリ:仲良きことは美しき哉
3~4日前から、娘の口の周りに赤い発疹ができていた。
いつものように、食べ物でかぶれたのだろうとタカを括っていたのだが・・・夕べ、風呂時に腹にも発疹があるのを発見。 ・・・・これはヤバイかも知んない。 んでもんでも、予防接種は受けているのだ、二人とも。7,000円×2というべらぼう(←貧乏)な対価を払って。それに、発熱もなくて、2人とも元気が有り余っている様子。 それでも放置できない。本日は休日診療医を求めて隣のまた隣町まで遠征することに。出かけ間際に小娘の口の横にも同様の発疹がひとつあることも確認し、二人まとめて診察してもらおう。 車で遥々30分。到着した休日診療医はかなり混んでいた。娘たちに発疹があることを告げると、別室になっているお茶の設備のあるところで待つように告げられる。 自由にお茶を飲めるようになっているので、別室と言っても、他の患者さん(子供多し)がチョコチョコと入ってきて、お茶を持っていく。 ・・・・これじゃ隔離にならないと思うんだけど、どうよ? ちょっと不安になりつつも、私たちには不可抗力だと言うことで、そこらへんには目をつぶりつつ、順番を待つ。 「これは・・・・・水疱瘡っぽいけど・・・熱なんかはないだよね?」 発疹といいつつも水泡にはなっておらず、小さな赤い点が10個ほどボツボツある程度。2人とも発熱はなく、水疱瘡の予防接種も共に受けていると告げると、医者はそれで納得したようで、 「ああ、じゃ、それで軽いだけで、やっぱり水疱瘡なんだな」 という。 「予防接種を受ける人自体が少ないからねぇ。接種済みで発病したのは初めて診るなぁ」 言いながら、分厚い本を持ち出してぱらぱら捲る。 「やっぱり、予防接種を受けていると、水泡にはならないみたいだね。多分、このまま消滅するだけでしょう。治りも、未接種よりは早いみたいだしね」 ・・・・あの、気がつかなくって、先週は幼稚園に行かせちゃったんですけど。 「これじゃ、余所には感染しないと思うよ。大丈夫大丈夫」 小娘も同様に水疱瘡で、タイミング的には同時に感染したんじゃないかと。 潜伏期間は2週間。2週間前には、小娘が発熱して、そろって小児科に連れて行っていた。あそこか。 来週の登園も問題ないだろうということで、受診終了。 水疱瘡の予防接種、受けていても10人に1人は発病するという。 なにも、二人揃って「10人に1人」にならんでも良いではないかと思うのだが、どうかね。 とりあえず、予防接種しておいたお陰で、これだけ軽く済んだんだから、つくづく良かった。ふたり同時に発病なんて、ちょっとぞっとする。 それに、予防接種で獲得した抗体は、20年程度で効果が切れるというが、発病した場合は基本的には一生ものだという。軽く済んで、一生分の抗体が獲得できたなら儲けものというものかも知んない(帯状疱疹とかもあるから、そう一概には言えないが)。 7,000円×2はちょーっと高かったけどねっ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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