誤魔化しが効かなくなってきました
思い起こせば、あれは小娘3歳の誕生日の朝。「これ、○×(娘の名前)ってかいてあるよ。△×ちゃんのは?」娘の頃に買って、娘の名前の書いてあるおもちゃで遊んでいた小娘が、いきなりそんなことを言い出した。その後、小娘の靴下が見当たらなかったので、娘の靴下(サイズが一緒)で誤魔化そうとしたら、やっぱり、「○×ってかいてあるよ。ねぇねのだよ」と言って、履くのを拒否されてしまった。あ~あ~。とうとう文字の識別をし始めてしまったか・・・。我が家では、娘二人なのをイイコトに、おもちゃでも衣類でも、基本的に二人共有、若しくはお下がりで済ませてきた。"じぶんのモノ"に異様に拘る小娘さんに対しても、「それは小娘ちゃんのだよ~」と娘の名前の書いてあるものをあてがったりも普通にしていたのだったが・・・。それも難しくなってきてしまったようだ。あの日以来、私が小娘のハンカチを持っていたりすると、「これはぁ、こむすめちゃんの」と取り上げられてしまうし(←そもそも持つな)、小娘が幼稚園でもらってきた絵本を娘が読んでいたりすると、すかさず取り上げて、裏の記名欄を示して、「これは、こむすめちゃん、てかいてあるでしょ」と隠してしまう。どうやら識別しているのは、娘の名前と小娘の名前だけのようだが、誤魔化し命(←嫌な命だな)の母としては、そこはまだまだ識別しないで欲しいポイントだった・・・・。せめて、もうちょっと説得の効く年頃まで、気がつかないで欲しかったなぁ。