2007年10月の記事一覧 | fun*8　ソーイング　生地が好き

シンプルな、エコバッグ * レジ袋型

かなり久しぶりにした刺しゅうが楽しくて。ひと手間かける楽しさ、というのかな。今月から、我が区ではレジ袋有料化となりました。大きめトートを持ち歩いているけれど、重いし持ちにくい。小さなサイズのほうが便利かなと思い、使い慣れたレジ袋型で作ってみました。大きさ　アイボリー49×36　ストライプ　48×32参考にさせていただいたのは、エコバッグの作り方　とスタジオクリップさん。内布なしの一重仕立て。口と持ち手部分は、裏バイアス。横の部分は、アイボリー：折り伏せ縫い、ストライプ：袋縫い。底は袋縫い。生地は、しっかりした厚めのコットン。風合いは柔らか。アイボリーの生地はヘリンボーン柄。針がひっかかる生地で、汚い縫い目隠しにステッチを。ストライフはチノクロスかな。直線パターンが縫いやすいかなと思ったけれど、持ち手部分とのつなぎ目が・・・。、折り伏せ縫いが丈夫でいいかなと思ったけれど、同じく持ち手部分とのつなぎ目が・・・。で、口と持ち手はバイアス、横と底は袋縫いで作るのが、簡単＆縫い代も隠れてきれいな仕上がりかなと思います。縫いながら、polka dropsさんのリラックスブラウスを思い出しました。真ん中に穴のあいた、あの形と同じ。バイアス始末しながら、裏コバステッチをしてみたり。こういうものは、丈夫＆シンプルなのが、いちばん。と思ったけれど、あまりにシンプルすぎるかなと悩み・・・コンパクトに折り畳むという実用性も兼ね、くるみボタンをつけました。適当に刺しゅうをして。この手のものの収納方法は、内ポケットに収納とか、別に袋を作る方法、口につけた紐で、くるくる巻いてまとめる方法など見かけましたが、袋の大きさに合わせて畳むのが苦手です・・・。作り終えて、刺しゅうやバッグ作りなど、ほとんどしないことに興味がわいてきました。バッグ作りも、してみようかなと。趣味の範囲を少し広げると、より手作りのイメージが膨らむ気がします。シンプルなものが好きだけれど、縫う・編む・刺す・描く・・・いろんな素材・手作りの手法を組み合わせて、センスのいいものを作ることができたら素敵かなと思いました。柿渋染の生地でエコバッグもいいかも。防水・防腐効果、耐久性があるようです。柿渋染生地を鉄媒染めした生地が、渋い★「レジ袋有料化」となった今月初め、ほほ100％の人がマイバッグ持参で買い物に来ていたのが意外でした。やればデキルのね、と思いつつ、たとえ5円でも払うのは惜しいという気持ちがそうさせている気もするけれど・・・。全国一斉に始めても問題ないのではないかなと思います。ものすごい資源の節約になると思うので、少しでも早く日本国中マイバッグ持参が当たり前の風景になるといいなと思います。見ていても気持ちのいい光景ですし、バッグに入る量を考えながら買い物するので、買いすぎ防止にも一役買ってくれることを発見しました。

買っちゃった。ソレイアードの生地　■ＳＯＵＬＥＩＡＤＯ

可愛くて、明るい優しい雰囲気の布。「ＳＯＵＬＥＩＡＤＯ」少し興味がありました。先月初め、市中心部にショップがオープン。近くに行く用事があり、帰りに寄ってみました。「キャス・キッドソン」や「マリメッコ」も同じフロアーにかたまってあるので、いろいろじっくり眺めてきました。生地を２種類買いました。生地　プティ・フルール・デ・シャン　濃紫地生地　ラ・フルール・ダルル　イエロー地ネットで眺めていた時は、もっと厚地なのかなと思っていたけれど、薄手で、わりと柔らかな生地。洋服作りにもOK。コケティッシュな販売員さんの着ていたジャンパースカートが素敵でした。同じ柄のグラニーバッグも、渋可愛い感じで好み。やはり、この生地も買えばよかったかなぁ・・。実物を見ると俄然、欲しくなって買ってしまいます。何を作ろうかと買ってから考えるのは本末転倒かも。でも可愛いから、見ているだけで幸せなのです。ソレイアード手芸材料の通信販売　シュゲール

うきうき気分で、水仕事　　■マリーゴールド　フィットネス

赤いゴム手袋で、楽しく水仕事。　 ★税込3150円以上で送料無料★オカモトマリーゴールドフィットネス Mサイズこんな感じで、柔らかでフィット感があるから使いやすい。冷たい水も、手荒れも防いでくれる。可愛いスグレモノ。家の中に赤い色のもの、たくさんあると落ち着かないけれど少しあると、元気がでるし、何となく楽しい気分になれます。手荒れの季節。カサカサの手より、スベスベの手で気持ちよく過ごせたらいいなと思います。

艶やか＆しっとりな、とり肉　　■たたき昆布〆

鮮度のいい鶏肉なればこそ。能登鶏の昆布〆とり農園さんの「たたき」大好きです。ささみ、胸肉、昆布〆と、3種類あるけれど私は昆布〆が、いちばん好き。昆布の風味のみで美味しくいただける、とり肉の旨味を堪能できる、贅沢な一品。初めて食べた「ピリ辛鍋セット」も、辛旨絶品。10月限定セットも買っちゃおうかなぁ・・・。久しぶりに、「大人のローストチキン」が食べたい。長い年月をかけ、北陸健康鶏という鶏に切り替わったそうで、さらに楽しみが増えました。

初めての「布ぞうり」　完成　　■藁草履布草履を作ろう

簡単ではなかったし、結構時間もかかったけれど、楽しめました。編布の幅4cm　長さ7.3ｍ×2きれいな小判型に編むのは難しいですね・・・ガタガタ。１作目だし、こんなものかなと思うこととして。着古しのTシャツを使用したので、ほどくのに時間がかかりましたし見た目綺麗に仕上げたくて、布端を折り込んで縫いとめる作業など、下準備にとても時間がかかりました。出来上がってみると、互い違いに編むのを所々間違えていたり左右の大きさが違っていたり・・・と、反省点だらけ。編み物は向いていないなぁと改めて思いましたけれど、難しい分、楽しいような気がします。綺麗に仕上げられるまで、頑張って作り続けたいと思います。はき心地は柔らかで、ぴったりサイズ。鼻緒で刺激される指の間が気持ちいいです。凸凹ふんわりの足裏の感触と全体のフィット感。スリッパやルームシューズにはない心地よさではないかと思います。これはブームになるわけですネ。生地は着古しのボーダー天竺の長袖Tシャツ・やや厚地。横緒は、ぬくもり工房さんのハギレ使用。出来上がると、どんな色・柄の出方をするのかわからないというのも、楽しみのひとつかもしれません。横緒にもいろいろな種類があり、初め三つ編みで作ったけれど、あまりにセンスのない色の組合せとなり、袋縫いの横緒に変更。ぞうり部分が柄物のときはシンプルな横緒がいいのかな。ぞうりと横緒の組合せ、色・柄の組合せ方が、なかなか難しいなと感じます。ニットの場合伸びるので、ひっぱり加減の形に与える影響というのも、まだよくわかりませんし、挑戦し甲斐のある布ぞうり作り、かな。いろんな方のブログを拝見して、腰が痛くなるとの言葉も多々目にしましたので、作業台も作ってみました。100円ショップのスノコで。作り方は布草履・藁草履を作ろうの中に。机の上で作業できますし、結構ラクに編むことができたと思います。ものすごく久しぶり金槌で釘を打つ作業をしました。これも楽しかった。短時間で楽に綺麗に仕上げるには、と考えながらの布ぞうり初挑戦。本によって作り方も様々ですし、まだまだ試行錯誤は続きそう。次回はもっと太めの芯紐にして、もう少ししっかりしたものを作りたい。タオル地か、暖かそうな起毛素材で作りたいと思います。またひとつ、楽しいこと見つけられました。

母（躁うつ病）の記録

本当に、あっという間の１か月。目まぐるしい変化の中、とても疲れた。先月28日、母入院。退院後25日で再入院。入院1週間後の面会時には､多少落ち着いた様子で、ひとまず安心。早く監禁部屋から一般の部屋へ移ることができるといいけれど。牢獄のような監禁部屋は、いつ見ても何度見ても耐えがたいものがある。今年３月　強制入院入院後、軽い「躁」状態となり、次第に鬱へと。6月頃から食事を摂らなくなる。１日中ベッドに寝たまま、薬を飲むだけの生活。7月今回のような長期の入院は初めてであり、快復の兆しが見えず不安を感じ、院長と話をする。今後新しい薬を３種類ほど順次試していくとのこと。8月徐々に介助なしでも過ごせる状態となるが、相変わらず１日中ベッドに横たわり無気力状態。この状態が続くのなら家に居ても同じだと、通院での治療を父が希望。退院の許可を得る。9月3日　退院退院の数日前から、新しい薬（行動的になる薬）を試していて経過観察中9月16日　実家へ様子を見に行く。かなり元気になっていた。入院後の軽い「躁」状態のような感じ。退院祝いに家族で食事に行く約束をする。9月21日母から電話があり、遊びに来るという。大量の洋服のオーダーを受ける。生地選びもする。嬉しそう。途切れることなく喋り続ける。かなりのハイテンション。ものすごく前向きな発言。明らかに躁状態。ほとんど家から出ることのない母が、一人で外出するのは危険信号かも・・・9月23日母から電話。実家に来るようにと。姉も呼びつけていた。あちこちに電話をかけまくる。これも要注意行動パターン・・・9月26日予約していた会席料理の店で母の退院祝いをする。相変わらずのハイテンションで、言いたい放題。皆少し困る・・・9月27日突然の訪問。その後、妹の家へも行く。喧嘩をしたらしいと父から聞く。夜半、家に来ると言ったまま行方不明となる。以前いなくなった時に行っていた近所のスナックで発見。ハイテンションながら、時に被害妄想も入ってくる危険な症状・・・9月28日病院へ連絡し診察を依頼する。入院を前提に、と言われる。4度目の入院。今までと違う点途切れることなく延々としゃべり続けること。過去から未来、脈絡なく。失禁をすること。薬の副作用で口が渇き、大量の水分を摂るためか。電化製品やら、自分の洋服やら、かつてないほど多額の散財をした。素直に「病院へ行く」と言い、自分から「入院します」と言ったこと。自分では躁鬱病であることを頑として認めず、いつも拒否し続ける母だけれど、自分ではどうしようもない頭と身体に耐えかねた様子。病気を認めつつあるのであろうか。いつもの入院前の状態、意識もうろうとなりながらも攻撃的、暴言を吐き、被害者意識のかたまりで崩れ落ちるということもなく、わりと落ち着いた様子であったことが家族にとっては救いであった。間一髪、病院へ到着してから瞬く間に激変する。あと１日連れて行くのが遅かったらと思うと・・・。今回いちばん参ったのは、入院後、父・姉・妹・私とで話し合った時退院後の母の言動の99％くらいが、嘘であったこと。今までの母は願望と事実が入り混じり、聞いているほうにも嘘と真実の見分けは何となくついた。話半分くらいで聞くのが常であったけれど今回の母は、完全に自己中心的妄想の世界にいた。そして今回は、重症患者の病棟。精神科の病院というのは、かなり独特な雰囲気があり、家では過ごせない人たちが入院する病棟は、さらに異質な空間。慣れたとはいえ、心を無くした無表情の人達が独特の歩き方で行き交う様は、筆舌しがたい。まさに別世界。若い人もたくさん入院していて、なんとも哀しい気持ちになる。重症患者の病棟は、異臭と、それを消すための消臭剤とが入り混じったような臭いがして、以前の病棟よりも、はるかに多くの人がいて驚いた。中には悪意に満ちた攻撃的な人もいて、心の病・脳障害の深さを改めて思い知る。躁鬱病・双極性感情障害　初めて病名を告げられた時は治らない病気だといわれたことが辛かったけれど、今は、原因は解明されていない、と言われた言葉のほうが重い。なぜ母はこの病気になったのかと、たまに考え込んでしまう。母だけでなく父のことも心配だし、実家の経済状態も心配。父は72歳、母は来年70歳になる。振り返ると親不孝ばかりしてきたように思う。親孝行しないとね。後悔しないよう、できることをしていこうね、と姉と話をするこの頃。