テーマ:★留学生活★(628)
カテゴリ:サウスダコタ in U.S.
一時帰国です。 昨日祖母が亡くなり、お葬式に合わせて 今日、緊急にチケットを手配して、明日日本へ出発します。
おばあちゃん、96歳。 祖父は数年前に亡くなり、母側の祖父母も既に他界しているので、 私にとっての一人だけのおばあちゃんが、昨日の朝、旅立ちました。
大正元年、5人姉妹の長女として生まれ、 家業を継ぐために、おじいちゃんを婿養子に受け入れた。 父が長男の一人息子なので、その家業を継いだため、 私は祖父母と20年間一緒に生活した。 だから物心付いたときから、おじいちゃんおばちゃんと一緒で、 同じ屋根の下、朝食、夕食はいつも一緒、同じ釜の飯を食べ、 時にはことわざや知恵袋を習い、 お習字の師範だったので、習字も教えてもらった。
美人さんで社交的、着物姿と日傘がよく似合って、 お洒落だったおばあちゃん。 着物の着付けもおばあちゃんから習ったんだった。 そこにおばあちゃんのニコニコ笑顔があって、 私の自慢のよしこおばあちゃん。 よっちゃん、よっちゃんって皆から親しまれてた。 でも、もう、いつもニコニコしたあの笑顔が見れない。。
誰よりも食いしん坊で、 「夕食ですよー」って呼ぶと、快活な元気な声で返事をするおばあちゃん。 いつも気丈に振舞って、負けず嫌い。 「おばあちゃんね、学生時代は、いつも駆けっこは一等賞だったんだよ」 って、話してくれた。 母と姉と、おばあちゃんは100歳まで生きるよねーって、よく話してた。 きっと、まだまだ生きたかったと思う。 がんが転移してなかったら、きっと100まで生きてたはず。
おばあちゃんからは、たくさんの事を習った一方で、 時にはお説教され、うっとうしいなんて想ったこともあったっけ。 ただ、私は祖父母と共同生活できたことは、幸せだったと思う。
「安らかな、いい顔をして眠ってるよ」って姉からメールが届いた。
今から会いに行くからね。
おばあちゃんっ。。待っててね。
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