カテゴリ:留学生活
8ヶ月ぶりに会った祖母は 信じられないほど痩せこけて小さくなり、変わり果てた姿でした。 最後は何も食べられない日々が続いて、 すーっと息を引き取ったみたい。
一時帰国で、実家に帰れば、 気丈でニコニコしてる祖母が居間のこたつに座ってて、 天気のいい日は一緒に、近所を散歩した。 散歩中は、知らない人でも、すれ違うたびに 「こんにちは。いいお天気ですね。」って 笑顔で挨拶を始めるおばあちゃん。 私がまた渡米する朝は、ハグをしてお別れする。 次回帰国する時は「祖母のいない日本」なんだね。 ん。。寂しい。。。
私の母は本当に大変だった。 脳梗塞で寝たきりになった祖父を5年も家で介護し、 祖父が他界した後は、糖尿病を長く患った祖母に 毎食ごと、カロリーや栄養をコントロールして食事を作って 食べやすいように細かく刻んで、時間を決めて食べてもらう。 少し食事の時間が遅れたりすると、 祖母が低血糖になって発作を起こしたりするから、 母も毎日気が気じゃなく、 常に祖母のことを頭において行動してた。 お葬式では、隣保班の人たちから、 「(母は)お嫁さんの鏡ですね」っと言われた。 祖母は、幸せだったと思う。
私は小学生まで、曾(ひぃ)祖父とも一緒に暮らしてたので、 8人の大家族だったけど、 今、実家には、両親だけになっちゃった。 今まで、祖母を中心に、生活スタイルができてたから、 祖母が亡くなった今、 両親共に、急に老け込まなければいいんだけど。 母には毎日幸せな満ち足りた日々を送って欲しい。
-------------------------------------------- さて、 日本での祖母のお葬式から、帰ってきて、 今、ひどい「時差ボケ」に悩まされてます。うぅぅぅ。 朝と夜が逆転。 頑張って11時頃寝ても、深夜3時頃に目がパッチリ! それから朝5時6時くらいまで、眠れず、カラダは絶好調。 だからその間はネットしたりして。 でなんとか眠りについて翌日目を覚ますと、午後2時半頃。
そうそう、時差ボケと言えば。。
日本帰国中に、3/1放送の「情熱大陸」を観ました。 上田泰己(うえだひろき)さん(←素敵なひと!)という生命科学者の方を 紹介していて、特に「体内時計」の研究者。 「体内時計」と「時差ボケ」が深く関係している事を話してました。 上田さんによると、 『体内時計を遅らす事は簡単だけど、早める事は難しい。 だから、日本から西へ、例えば中国、ヨーロッパへ旅行するより、 日本から東へ、例えばアメリカに渡った時のほうが 時差ボケになりやすい』と。
アメリカ行きの飛行機の中で、日本時間夜中の12時過ぎに、 いきなり機内食の朝食が配られる。 西海岸の到着時刻は、その3時間後で午前中10時頃だったから 無理に早めるしかないんですねー。
生命体って不思議。 今回我が身をもって、体験してます。
さ、たんまり溜まってる勉強を始めないとっ。 また夜中の3時、ガサガサ動き始めることになりそうな予感。。
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