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陶玄郷だより (フラクタルの森)

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カテゴリ:カテゴリ未分類
消費税増税の必要性はどこに有るのか
1,財政赤字の解消
2,社会保障の手当

財務省の暗示にかかっているマスコミや政府、経済学者まで
この2点で、消費税増税
その正当性をねじ込もうとしている

だが、この2点とも複眼で見ていない事を知るべきだ

まず、1のテーマを複眼で見てみよう

政府の財政赤字を見ると
1000兆円の借金が有るという
何でもそうだが、その反面には、資産が有る

どのような家計でも
どのような企業でも
借金だけが有るわけでは無い
当然資産も有る
そのことを見なければ正しく見ているとはいえない

貸借対照表に有るように
貸し方と借り方、要するに陰と陽が必ず有る
算数は苦手なので深入りは避けるとするが
政府には1000兆円近い借金が有るようだが
同時に650兆円の資産も有るそうだ
負債とのその差は、約350兆円
実質の借金はこの程度である事を知っておく必要がある

更に、陰陽で考えるなら
1000兆円を国民1人1人で負担すると
国民1人あたり700万円以上の借金が有るというが
では、借金がある以上貸している側が有る事を見るべきだ
一体どこから、誰から借金しているのだろう
ここを考えなければならない

誰から借りているのか?

日本の国債を支えているのは
ほとんどが国内の金融機関
ひいては、国内の預金者の資金が支えている
要するに、貸し手は国民であり、債券を持っているのは国民であります
陰陽の両面で見るならば
私たちの子孫がその利子を含めて請求権が有るのです

では、もう一度考え直すなら
その借金をしているのは誰か?
直接借金しているのは、政府です

明治維新前の幕府ではないけれど
今、国の舵取りを行っている政府
要するに、官僚組織であり政党政治を行っている政治家達である
公務に携わっている人達が創り出しているモノです

当然、それには国民にも責任は有るけれど
考えるなら、明治維新以前の如く
その政権がマイナススパイラルをおこし
その体質そのものが膠着し腐敗し機能停止しているのであり
その欠点がはっきりとしている以上
統治体制を変えなければいけない時が来ている

幕藩官僚体制から中央集権の国民参加の形を作る必要が有る

マイナススパイラルがこれ以上続くようなら
借金の棒引きの覚悟を持ってでも今の統治システムを変えなければなりません
ここで、2番目の社会保障のあり方にまでメスを入れる必要が出てきます
当然の事ながら、憲法から変える必要が有ります

複眼で見る事を多くの人が忘れているのです
因果の流れと、自他の流れ
そして理と情の流れが複雑にからんでいます
なかなか正しく状況を見るのは難しいのですが
とりあえず複眼で見ようと努力する中にその課題を立体的に正しく見る為の
ヒントが隠されているようです

皆さん、是非、常に複眼で物事を見
考える努力をしてみて下さい
財務官僚や経済学者の単眼にごまかされてはなりません





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Last updated  2012.04.03 00:04:05



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