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カテゴリ:犬
昨日の13時過ぎ、父が溝に落ちていた仔犬を連れ帰りました。
すっぽりと蓋で覆われた溝のなかから時折聞こえてくる悲痛な声に、レスキューを頼もうかとも思ったそうですが、何とか手持ちのバールを使って自力でグレーチングをこじ開け、溝(のトンネル内)に潜り込んで助け出したとの事。 大人の膝下まである水がダーダー流れるなか、鼻先をあげてやっとのことで息をしていたそうです。 ずっと流水にさらされていたため、すごく体温が下がっていました。 とりあえず身体を乾かすためにタオルドライしながらドライヤーをかけ、毛が乾いてからはひよこ電球等で保温して、マッサージをしました。 低血糖なども心配だったので、合間にシリンジで子犬用の栄養食を口に少し流し込みました。←自分から食べようとはしませんでしたので。 15時から掛かり付け医が午後の診察を始めるので、それまでの間はそれでしのぎ、診察時間になってすぐに父と病院へ急ぎました。 (あんまり不安で犬の保護活動をなさっているお友達のMさんに沢山沢山お話を聴いていただいて、指示をあおぎました。不安だったのですごく心強かったです!) 病院で補水液などを背中に、抗生剤などをお尻に注射して頂きました。 目のなかにとても小さなハエの子が沢山蠢いていたので目薬を指して可能な限り駆除してもらいました。 ダニも視認できる限りのものは取って頂き、チューブで喉の奥に直接ブドウ糖を流し込んでいただいて処置は終わりました。 駆け込んだとき、体温計で測定出来なかった体温も、処置が終わる頃には何とか計れる32℃に。 平熱が38℃超えの犬から考えると当然まだまだ予断を許さない状態でした。 出来ることはしたので、あとはこの子の生命力にかけるしかないです、といわれて診察終了。 診察の際、時おりのたうち回って足をピーンと突っ張ってキャンキャン鳴きました。 それで、もしかしたら溝に落ちたときに頭を打っているかもしれない、脳に障害があるかもしれません、と言われました😢 勿論低血糖や低体温などのせいかもしれないので、状態が落ち着いて、その発作が出なくなれば大丈夫だそうです。 掛かり付けのお医者さん、30分以上も丁寧に診てくださったんですが、今回は事情も事情ですので料金はいいですよ、とタダで診てくださいました。 先生、有難うございます!!(これからもお世話になります!) 生後2か月くらいの雄の仔犬。 茶々丸(仮名)と呼ぶことにしました。 茶々丸、夜中あたりから口元に栄養食を垂らしたら舐めてくれるようになり、今朝はお皿を顔の前に持っていってやったら自分で舐めてくれるまでになりました! おしっこも沢山でて、体温も上がり、ヨタヨタながらも歩けるようにもなりました 心配していた発作(突然突っ張ってキャーンキャーンと甲高い声で鳴く)も起こらなくなったので、脳に障害があるかも、と言う可能性も下がったように感じます。 とりあえず命の危機はひとまず回避できたんじゃないかと思っています😊 保護してしばらくは水分すら嚥下することが出来なかったので本当に心配しましたがホッとしました!! 初めて舌をペロペロ動かして栄養食を飲み込んでくれたときは嬉しくてたまりませんでした❤ 今朝はそばを通りかかった猫に唸り声?もあげてくれて、本当に少しずつですが、快方に向かっているようです😊 父は母の命日に拾い上げた命なので何かしら縁を感じているようで、元気になったら我が子としてお迎えする気でいるようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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