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心の叫び~~モントレーの山奥から

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2013.04.20
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「心の叫び~~~モントレーの山奥から」 1156字    4-16-2013

 医者に「もうこの人は死んでいる」「あと2時間しか持たない」と宣告され、三途の川の川岸に立ち、勢ぞろいしたウヤフジ達にこの世に追い返され、2日間の天国旅行も経験したフリムン徳さんには、人生は旅であったような感じがする。

 南の小いさな島、喜界島を15歳に出て、大阪17年、南米パラグアイへ移民してジャングルで1年半、ロスアンジェルス12年、シアトル5年、南サンフランシスコ2年、モントレーの山奥17 年と、50以上の職業を変えながら、移り住み、69年の人生を生きてきた、フリムン徳さんの心の底からの叫びである。59歳で身体障害者になり、ベッドの上で心の底から叫けびながら、したためたエッセイ集、詩集である。

 やればできる、諦めたら、アカンネン。大阪で、サラリーマン、商売人、パラグアイで農業、ロス、シアトル、南サンフランシスコで大工、ここモントレーの山奥のベッドの上で、物書きの端くれを見よう見まねで覚えた。人間は諦めずに頑張れば、見よう見まねで覚えた職業で飯が食える、生きられる。生きるということはそう難しい事ではないと思いもする。頑張るだけではない、深く、深く、より深く考えながら頑張ったら、必ず、いい知恵が湧く。飯が食える。そして又、ウヤフジ(ご先祖様)が助けてくれると、確信している。

 文章の”ブ”の字も知らなかった、大工であった私、フリムン徳さんが自己流で文章の書き方を勉強し始めたのは、身体障害者になった59歳の頃であった。石の上にも3年ではない、10年である。どこの新聞社、出版社へエッセイ、詩を応募してもペケペケであった。「これは何を書いているのか」と言われたこともあった。でも、私は諦めなかった。応募し続けた。エッセイの達人になる夢があるからである。継続は力なり、本当のようである。アメリカの日本語新聞、シアトルの北米報知、ロスアンジェルスの羅府新報、サンフランシスコの日米新聞、北米毎日新聞に8編応募して、5編も同時入賞した事もある。これが自慢せずにおられるかいな。26年間大工をしていた男の文章がである。頭を叩いても、ほっぺをひねっても、入賞していたのである。なんぼエー格好シーと言われても、ナンジャらホイである。私は今69歳である。歳がなんじゃい、諦めたら、アカンのであると、自分に言い聞かせて、文章の勉強に励んでいる。

 元商売人だった私、元大工だった私、今はエッセイ達人になる夢を達成したいフリムン徳さんのエッセイと詩の成長振りを優越感を持って、お読みくだされ。苦笑いしながら、片目をつぶりながら、唸りながら、辛抱しながら、お読みくだされ!!!!
扇千景さんのコマーシャル ”私にも写せます” やない、”大工さんにも書けます” です 。





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Last updated  2013.04.20 07:47:52
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Comments

うぬつっつ@ Re:「男の名前で生きていきます」(12/24) 久しぶりに徳さんが夢に出てきてブログ見…
フリムン徳さん@ Re:「男の名前で生きていきます」(12/24) 禿げ1723さん、おおきに、ありがとう…

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