お菓子研究家のいがらしろみさん。
鎌倉にあるジャム屋さんを中心に、お菓子のいろんな活動をしています。
鎌倉のお店に行って壁一面を飾る沢山のジャムの中から食べたいな!美味しそうだな!のアンテナが触れるままに選ぶのが夢だけど、とりあえず、web-shopでお買い物をしてみました。
リンゴのおいしい季節、リンゴ3種の詰め合わせ。
Tatin:りんご、バニラ、キャラメルと発酵バター/Claire:キウイとりんごとレモン/Memoire:りんごとくるみとラム・レーズン
ジャムって果物が余ったときに作る保存食的なイメージとか、パンやヨーグルトに添えて食べるとか、普段、メインに躍り出ることのないモノで、冷蔵庫の中になくても別段困らないモノと思ってました。
それに子供の頃のトラウマ?も。
それは3歳のときの入院中の出来事。食事はプレイスペースに丸く並べられた机で食べていたのだけど、どこに座るかは自由。でも小さかったワタシは看護婦さんが連れて行ってくれた場所に座らされていたのでした。それはいいのだけど、問題は朝食がパンのとき。ワタシの座る席はジャムばかりだったこと。どういう理由からか?バターとジャム両方がトレーにのってなかった。。。
そんなある日、ようやく念願のバター席!嬉しいっって思ってたら「ちょっと隣にずれてくれる?」って!!(これ、ウソのような本当の話なのです。)
聞き分けの良い(たぶん??)ワタシもそのときばかりは譲らなかった!譲れるはずがないっ!
といったように、ジャムはワタシにとって特に好きな食べ物ではないともいえるのでした。
でも、いがらしろみさんの本を読んで、彼女のお菓子との関わり方やその思い、人生の歩み方、いろんなところに共感を覚えて、ろみさんがその瓶いっぱいに詰め込んでいる情熱や愛情を味わってみたい、という思いから取り寄せてみるにいたったのだけど、大正解!
ジャムってこんなにおいしいんだ、って思った!
というか、ろみさん自身も言っているけど、お菓子なんだと思った!
まだリンゴとクルミとラムレーズンのジャムしか食べてないのだけど(笑)。
アイスクリームにかけたり、紅茶に入れてみたり、クラッカーにのせてみたり、クッキーにのせて焼いてみたり。
このジャム1瓶からどれほどの夢が広がるのか、試してみるのが楽しみ~!